通貨強弱チャートやアプリが使えるFX会社を比較!
本記事はFXサプリ編集部が独自に制作しています。各FX業者や証券会社はコンテンツ制作に一切関与していません。【PR】本記事は広告を含みます。
通貨の強弱とは、どの通貨が上昇傾向にあり、どの通貨が下落傾向にあるのか、通貨単体の強さのことです。
FXでは2つの通貨からなる通貨ペアを取引しますが、通貨強弱では通貨単体の強さを表します。
例えば、米ドル円の為替レートが1ドル=150円から1ドル=151円に上昇した場合、円が弱くなり、米ドルが強くなったということになります。
通貨単体の強さである通貨強弱を分析することで、トレンドの方向性を判断することができます。
FX会社が提供する通貨強弱ツールでは、為替レートや変動率から、各通貨の相対的な強弱を算出し、チャートやグラフで表示してくれます。
FX会社が提供する通貨強弱チャートやアプリについて、以下に一覧でご紹介します。
水上 紀行
バーニャ マーケット フォーカスト代表
1978年三和銀行(現、三菱UFJ銀行)入行。1983年よりロンドン、東京、ニューヨークで為替ディーラーとして活躍。 東京外国為替市場で「三和の水上」の名を轟かす。1995年より在日外銀において為替ディーラー及び外国為替部長として要職を経て、現在、外国為替ストラテジストとして広く活躍中。長年の経験と知識に基づく精度の高い相場予測には定評がある。著書はこちら
Twitter:@mizukamistaff
ブログ:Banya Market Forecast オフィシャルサイト
メルマガ:水上紀行FXマーケットフォーカスト
みんなのFX
みんなのFXでは、通貨の強弱を判断できる2つのツール、「通貨強弱チャート」と「通貨ペアランキング」を用意しています。
2つのツールを使い分けることで、通貨の強弱をより正確に判断することができます。
いずれのツールもPCとスマホアプリ(iPhone/Android)の両方に対応しており、口座開設をすることで利用できるようになります。
通貨強弱チャート
みんなのFXの通貨強弱チャートは19通貨に対応、最大8通貨まで同時にチャート表示して比較することができます。
チャート期間は1日から10年まで、6種類の時間軸で強弱チャートが表示可能です。
通貨強弱チャートの下部にあるカーソルを左右にスライドさせると、縦ラインの時間における強弱順に国旗の順番が入れ替わります。
みんなのFXのアプリやツールは操作性や視認性が良いので、はじめて利用する方でも直感的に通貨強弱チャートを使うことができるでしょう。
通貨ペアランキング
みんなのFXでは、通貨強弱のデータをもとに、どの通貨ペアが上昇傾向(または下落)にあるのかをランキングで表示しています。
赤色が上昇傾向の通貨ペア、青色が下落傾向の通貨ペアとなり、グラフが長いほど上昇や下落の傾向が強いことを意味します。
この時点では、スイスフランが強く円が弱いことから、スイスフラン円が上昇傾向の通貨ペアとして上位に表示されています。
反対に、英ポンドと日本円の通貨強弱は拮抗しているため、ポンド円のグラフは短く表示されています。
通貨の強弱の差が大きい通貨ペアが一目で判断できるので、通貨強弱チャートと合わせてトレードの判断材料とすることができます。
米ドル円 | ユーロ円 | ポンド円 | 豪ドル円 |
---|---|---|---|
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 |
ユーロドル | 南アランド円 | メキシコペソ円 | スワップ |
0.3pips | 0.9銭 | 0.3銭 | ◎ |
取引単位 | 通貨ペア | 初心者 | 電話 |
1,000通貨 | 34種類 | ◎ | 8:00〜18:00 |
口座開設 | 取引手数料 | デモ取引 | キャンペーン |
無料 | 無料 | 可 | 口座開設で最大100万円 |
※スプレッドは原則固定(例外あり)
LIGHT FX
LIGHT FXはみんなのFXと同じくトレイダーズ証券が提供するFX取引サービスです。したがって、ツールやアプリの仕様はみんなのFXとほぼ同一となります。
上記画像はPC版の通貨強弱チャートとなり、スマホではみんなのFXの画像と同じ表示になります。
LIGHT FXのPCツールやスマホアプリにも、「通貨強弱チャート」と「通貨ペアランキング」の2つのツールが搭載されており、口座開設をすると無料で利用できるようになります。
LIGHT FXはFX初心者をターゲットにしたFX会社で、取引ツールやアプリが使いやすいことでも人気があります。
また、スワップポイントが高いことでも評判のFX会社なので、中長期の取引にもおすすめしたいFX会社です。
通貨強弱ツールに関してはみんなのFXとの違いはないので、その他の条件やサービス内容で比較すると良いでしょう。
米ドル円 | ユーロ円 | ポンド円 | 豪ドル円 |
---|---|---|---|
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 |
ユーロドル | 南アランド円 | メキシコペソ円 | スワップ |
0.3pips | 0.9銭 | 0.3銭 | ◎ |
取引単位 | 通貨ペア | 初心者 | 電話 |
1,000通貨 | 46種類 | ◎ | 8:00〜18:00 |
口座開設 | 取引手数料 | デモ取引 | キャンペーン |
無料 | 無料 | 不可 | 口座開設で最大100万円 |
※スプレッドは原則固定(例外あり)
FXTF
FXTFでは、MT4で通貨強弱チャートを表示させることができます。
MT4とは、ロシアのメタクオーツ・ソフトウェア社が開発したFX取引ツールで、FX上級者やプロトレーダーから人気の高い取引ツールです。FXTFでは取引ツールの一つにMT4を採用しています。
MT4は細かいカスタマイズができる点が強みの一つで、通貨強弱チャートについてもチャートの線の色や太さの変更が可能です。
ただし、通貨強弱チャートを利用できるのはPCのみに限定されており、スマホアプリは通貨強弱チャートに対応していません。
また、通貨強弱チャートで表示できるのは米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、円、カナダドル、NZドル、スイスフランの8通貨のみです。
MT4は高機能な反面操作が難しいので、通貨強弱チャートだけが目的であればみんなのFXやLIGHT FXがおすすめです。
米ドル円 | ユーロ円 | ポンド円 | 豪ドル円 |
---|---|---|---|
0.2銭 | 0.4銭 | 0.6銭 | 0.5銭 |
ユーロドル | 南アランド円 | メキシコペソ円 | スワップ |
0.3pips | 0.9銭 | 0.3銭 | △ |
取引単位 | 通貨ペア | 初心者 | 電話 |
1,000通貨 | 30種類 | ○ | 8:00〜20:00 |
口座開設 | 取引手数料 | デモ取引 | キャンペーン |
無料 | 無料 | ○ | 口座開設+1取引で3千円 |
※スプレッドは原則固定(例外あり)
OANDA JAPAN
OANDA JAPANの公式サイトでは、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、円、カナダドル、NZドル、スイスフランの8通貨の強弱チャートを見ることができます。
FXTFと同じ主要8通貨となっており、南アフリカランドやトルコリラ、メキシコペソのような高金利通貨の強弱チャートは表示できません。
OANDA JAPANは外資系のFX会社なので、サイトやツールには英語表記の箇所もあります。
通貨強弱チャートに関しても、FXがはじめての方よりも、ある程度経験のある方におすすめのツールと言えます。
なお、OANDA JAPANの通貨強弱チャートは口座開設をしていない方でも一部機能が利用可能で、会員資格によってさらに利用可能範囲が広がります。
5分足/日足の通貨強弱チャートを利用可能
約1ヶ月前の通貨強弱まで表示
5分足/日足の通貨強弱チャートを利用可能
約10年前の通貨強弱まで表示
1分足/5分足/日足の通貨強弱チャートを利用可能
約10年前の通貨強弱まで表示
ゴールド会員になると1分足の通貨強弱チャートが利用できるようになり、リアルタイムの通貨強弱を確認することができます。
ちなみに、ゴールド会員になるには1ヶ月あたり往復で50万USD相当を取引する必要があります。
取引量の計算は新規・決済共に対象となります。毎月第一月曜日に、前月の取引数量に応じて会員ステータスが判定されます。
なお、新規口座開設後、翌月末までは無条件でゴールド会員となるので、制限なく通貨強弱チャートを試してみることができます。
また、OANDA JAPANでもFXTFと同じくMT4を提供しており、こちらでも通貨強弱チャートの表示が可能です。
米ドル円 | ユーロ円 | ポンド円 | 豪ドル円 |
---|---|---|---|
0.4銭 | 0.7銭 | 1.4銭 | 1.0銭 |
ユーロドル | 南アランド円 | メキシコペソ円 | スワップ |
0.5pips | 1.3銭 | - | △ |
取引単位 | 通貨ペア | 初心者 | 電話 |
1通貨 | 68種類 | △ | 8:00〜20:00 |
口座開設 | 取引手数料 | デモ取引 | キャンペーン |
無料 | 無料 | ○ | - |
※スプレッドはベーシックコースの条件です。
通貨強弱チャートならFX会社提供がおすすめ
通貨強弱チャートやアプリは、FX会社が提供しているツール以外にも、サイトやブログで公開されているものもあります。
しかしながら、通貨強弱チャートを正しく生成するには、価格データや変動率を正確に計算する必要があります。
信頼性の高い通貨強弱チャートなら、やはりFX会社が提供している通貨強弱チャートやアプリがおすすめです。