FX会社の正しい選び方と8つの注目ポイント
FXで勝つためには、自分の運用スタイルにおいて最も有利なFX会社を選び抜くことが一つの条件とも言えます。
運用スタイルと合っていないFX口座を利用していると、全く同じ運用をしていても損を重ねていることにもなります。
FX会社を選ぶ上ではどのようなことをチェックすれば良いのか、以下に列挙してみました。
これに対して、為替レートは各FX社がそれぞれ決めているため、どのFX会社で取引するのかによってレートが変わってきます。
外貨を購入する際のレートをAskレート、外貨を売却する際のレートをBidレートと言います。
AskレートとBidレートの差をスプレッドといい、それがFX会社の儲けとなっています。
為替レートはFX会社によって若干違いますが、スプレッドは小さければ小さい方が、ユーザにとっては有利なFX会社といえます。
日本円のような低金利通貨を売って、高金利の国の通貨を買った場合には、金利の差額を毎日受け取ることができます。
反対に低金利通貨を買って高金利通貨を売った場合には、金利の差額を毎日支払うことになります。
FX会社を選ぶ際には、受け取りスワップが高く、支払いスワップは少ない、良心的なFX会社を選ぶことが大切です。
FXトレーダーの中には、高金利通貨ペアを長期で保有することで、毎日スワップポイントによる収益を上げているトレーダーもいます。
代表的な手数料としては、FX口座に入金したり、FX口座から指定の銀行口座に出金する際にかかる入出金手数料です。
銀行振込でしか入金できないFX口座では、振込手数料がかかってしまいます。
クイック入金と呼ばれる入金方法を導入しているFX会社であれば、FX口座にお金を入金するのに手数料は一切かかりません。
クイック入金とは、FX会社が提携している金融機関で入金手続きをとれば、FX口座に即座に入金されるオンライン入金方法です。
ほとんどのFX会社では、クイック入金にかかる手数料は無料となっています。
便利なFX会社になると、ほとんどの都市銀行とクイック入金の業務提携をしています。
反対にクイック入金サービスを提供していないFX会社だと、FX口座への入金に振込手数料がかかる上に、FX口座に残高が反映されるまでに時間がかかってしまいます。
クイック入金が使えないと手数料がかかるだけではなく、相場の絶好機を逃す可能性もあります。
また、一部のFX会社においては、売買する際に取引手数料を取るFX会社も存在します。
FX会社はスプレッドによる収益もあるので、取引手数料を取るFX会社は良心的とは言えません。
手数料が無料のFX会社はたくさんあるので、それらの中から選ぶようにしましょう。
FXの経験が豊富な方であれば利用する機会は少ないでしょうが、はじめてFXをされる方にとってはコールセンターは非常に心強いものです。
FX取引では素早い判断が必要となる時もありますから、メールのみの対応では不安が残ります。
優良なFX会社では、コールセンターが24時間対応しているところもあります。また、FX会社の中にはLINEによる問い合わせに対応しているところもあります。
いつでも手軽に質問ができるというのは、FX会社選びの一つのポイントとなります。
FXトレーダーの中でもとりわけデイトレーダーとなってくると、1秒の操作の遅れが明暗を分けることにもなります。
チャンスを確実にものにするためにも、取引画面やアプリが使いやすいと感じるFX会社を選ぶのがおすすめです。
1画面で為替レートを見ながら売買ができて、動作もある程度早いものがおすすめです。
FX会社によっては取引画面の動作が重く、好機を逃してしまうという声もあります。
口コミなどから3社程度にFX会社を絞り込んで、実際に使ってみて使いやすいと感じるFX会社を選ぶようにしましょう。
ところが、FX会社によっては金融庁から無認可のまま営業をしているFX会社もあります。
登録を受けずに金額商品取引業を行うことは禁止されており、違反した場合は5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金となります。
FX会社を選ぶ際には、必ず金融商品取引法による登録を受けているFX会社から選ぶようにしましょう。
なお、当サイトでご紹介しているすべてのFX会社は金融商品取引法による登録を受けているFX会社です。
トラブルが起こった際には誠意ある対応を取れて、簡単には経営が揺らぐことのない会社を選ぶことが大事です。
会社の経営状態の健全性を測る基準として、自己資本規制比率というものがあります。
自己資本規制比率は最低でも140%は必要で、100%を下回ると金融庁は証券会社に対して業務の停止命令を出すことができます。
目安としては、自己資本規制が250%を超えるFX会社の中から選ぶのが望ましいと言えます。
信託保全とは、ユーザが入金した金額に評価損益等を加味した金額を、会社の資金とは区分して管理することをいいます。
万が一FX業者が経営破綻した場合でも、ユーザーの資産はFX業者の資産とは区分して保護されます。
FX業者が倒産したからといって、お金が返ってこないというような事はありません。
ユーザの資産はFX業者ではなく信託先が預かることになります。
運用スタイルと合っていないFX口座を利用していると、全く同じ運用をしていても損を重ねていることにもなります。
FX会社を選ぶ上ではどのようなことをチェックすれば良いのか、以下に列挙してみました。
この記事の監修者
水上 紀行
バーニャ マーケット フォーカスト代表
1978年三和銀行(現、三菱UFJ銀行)入行。1983年よりロンドン、東京、ニューヨークで為替ディーラーとして活躍。 東京外国為替市場で「三和の水上」の名を轟かす。1995年より在日外銀において為替ディーラー及び外国為替部長として要職を経て、現在、外国為替ストラテジストとして広く活躍中。長年の経験と知識に基づく精度の高い相場予測には定評がある。著書はこちら
Twitter:@mizukamistaff
ブログ:Banya Market Forecast オフィシャルサイト
メルマガ:水上紀行FXマーケットフォーカスト
水上 紀行
バーニャ マーケット フォーカスト代表
1978年三和銀行(現、三菱UFJ銀行)入行。1983年よりロンドン、東京、ニューヨークで為替ディーラーとして活躍。 東京外国為替市場で「三和の水上」の名を轟かす。1995年より在日外銀において為替ディーラー及び外国為替部長として要職を経て、現在、外国為替ストラテジストとして広く活躍中。長年の経験と知識に基づく精度の高い相場予測には定評がある。著書はこちら
Twitter:@mizukamistaff
ブログ:Banya Market Forecast オフィシャルサイト
メルマガ:水上紀行FXマーケットフォーカスト
1.FXは会社によってレートが違う!
株の価格は証券取引所で決まるので、どこの証券会社で買ったとしても、タイミングが同じなら同じ価格になります。これに対して、為替レートは各FX社がそれぞれ決めているため、どのFX会社で取引するのかによってレートが変わってきます。
外貨を購入する際のレートをAskレート、外貨を売却する際のレートをBidレートと言います。
AskレートとBidレートの差をスプレッドといい、それがFX会社の儲けとなっています。
為替レートはFX会社によって若干違いますが、スプレッドは小さければ小さい方が、ユーザにとっては有利なFX会社といえます。
参考:FX会社のスプレッドを徹底比較!各FX会社のスプレッド一覧表
2.FXの金利「スワップポイント」で選ぶ
スワップポイントとは、2種類の通貨の金利差のことを言います。日本円のような低金利通貨を売って、高金利の国の通貨を買った場合には、金利の差額を毎日受け取ることができます。
反対に低金利通貨を買って高金利通貨を売った場合には、金利の差額を毎日支払うことになります。
FX会社を選ぶ際には、受け取りスワップが高く、支払いスワップは少ない、良心的なFX会社を選ぶことが大切です。
FXトレーダーの中には、高金利通貨ペアを長期で保有することで、毎日スワップポイントによる収益を上げているトレーダーもいます。
参考:スワップポイントでFX会社を選ぶ!最新スワップ一覧表
3.各種手数料をチェック!
FX会社によっては、様々な手数料がかかるところもあります。代表的な手数料としては、FX口座に入金したり、FX口座から指定の銀行口座に出金する際にかかる入出金手数料です。
銀行振込でしか入金できないFX口座では、振込手数料がかかってしまいます。
クイック入金と呼ばれる入金方法を導入しているFX会社であれば、FX口座にお金を入金するのに手数料は一切かかりません。
クイック入金とは、FX会社が提携している金融機関で入金手続きをとれば、FX口座に即座に入金されるオンライン入金方法です。
ほとんどのFX会社では、クイック入金にかかる手数料は無料となっています。
便利なFX会社になると、ほとんどの都市銀行とクイック入金の業務提携をしています。
反対にクイック入金サービスを提供していないFX会社だと、FX口座への入金に振込手数料がかかる上に、FX口座に残高が反映されるまでに時間がかかってしまいます。
クイック入金が使えないと手数料がかかるだけではなく、相場の絶好機を逃す可能性もあります。
また、一部のFX会社においては、売買する際に取引手数料を取るFX会社も存在します。
FX会社はスプレッドによる収益もあるので、取引手数料を取るFX会社は良心的とは言えません。
手数料が無料のFX会社はたくさんあるので、それらの中から選ぶようにしましょう。
参考:FX会社を手数料で比較!安いのはどこ?
4.コールセンターの営業時間
FXの経験が豊富な方であれば利用する機会は少ないでしょうが、はじめてFXをされる方にとってはコールセンターは非常に心強いものです。
FX取引では素早い判断が必要となる時もありますから、メールのみの対応では不安が残ります。
優良なFX会社では、コールセンターが24時間対応しているところもあります。また、FX会社の中にはLINEによる問い合わせに対応しているところもあります。
いつでも手軽に質問ができるというのは、FX会社選びの一つのポイントとなります。
参考:FX会社のサポート時間を比較!高評価のコールセンターは?
5.取引画面やアプリの操作性
FXトレーダーの中でもとりわけデイトレーダーとなってくると、1秒の操作の遅れが明暗を分けることにもなります。
チャンスを確実にものにするためにも、取引画面やアプリが使いやすいと感じるFX会社を選ぶのがおすすめです。
1画面で為替レートを見ながら売買ができて、動作もある程度早いものがおすすめです。
FX会社によっては取引画面の動作が重く、好機を逃してしまうという声もあります。
口コミなどから3社程度にFX会社を絞り込んで、実際に使ってみて使いやすいと感じるFX会社を選ぶようにしましょう。
参考:FX取引ツールを比較!初心者にも使いやすいおすすめツールはコレ!
参考:FXスマホアプリおすすめランキング!スペック一覧表で各社アプリを比較
6.金融商品取引法による登録を受けているか
日本の居住者を相手方として金融商品取引業を行う場合には、金融商品取引法による登録が義務付けられています。ところが、FX会社によっては金融庁から無認可のまま営業をしているFX会社もあります。
登録を受けずに金額商品取引業を行うことは禁止されており、違反した場合は5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金となります。
FX会社を選ぶ際には、必ず金融商品取引法による登録を受けているFX会社から選ぶようにしましょう。
なお、当サイトでご紹介しているすべてのFX会社は金融商品取引法による登録を受けているFX会社です。
7.FX会社の経営状態に問題はないか
FX会社の財務内容、沿革、経営陣の顔ぶれなど、信頼できるFX会社かどうかを判断しましょう。トラブルが起こった際には誠意ある対応を取れて、簡単には経営が揺らぐことのない会社を選ぶことが大事です。
会社の経営状態の健全性を測る基準として、自己資本規制比率というものがあります。
自己資本規制比率とは
自己資本から固定的な資産を控除した「固定化されていない自己資本の額」を、発生しうる危険に対応する「リスク相当額」で除して算出する比率。
分かりやすく言い換えるなら、そのFX会社がどの程度のリスクに耐え得ることができる自己資金を持っているかということになります。自己資本規制比率は最低でも140%は必要で、100%を下回ると金融庁は証券会社に対して業務の停止命令を出すことができます。
目安としては、自己資本規制が250%を超えるFX会社の中から選ぶのが望ましいと言えます。
8.信託保全を行なっているか
FX業者を選択する上で、信託保全は絶対条件だと考えるようにしましょう。信託保全とは、ユーザが入金した金額に評価損益等を加味した金額を、会社の資金とは区分して管理することをいいます。
万が一FX業者が経営破綻した場合でも、ユーザーの資産はFX業者の資産とは区分して保護されます。
FX業者が倒産したからといって、お金が返ってこないというような事はありません。
ユーザの資産はFX業者ではなく信託先が預かることになります。