タブレットで使いやすいFXアプリやチャートを徹底比較!
本記事はFXサプリ編集部が独自に制作しています。各FX業者や証券会社は、コンテンツ制作やおすすめ業者の選定に一切関与していません。【PR】本記事は広告を含みます。
スマホよりも大画面で、ノートパソコンよりも持ち運びしやすいタブレット。自宅や外出先を問わずタブレットで取引を行うFXトレーダーもいます。
タブレットでFXを始めるには、タブレット端末の選び方や、注意点についてしっかりと理解しておくことが大切です。
タブレットでFXを始める前には、最適な環境を整えた上でトレードに望むようにしましょう。
水上 紀行
バーニャ マーケット フォーカスト代表
1978年三和銀行(現、三菱UFJ銀行)入行。1983年よりロンドン、東京、ニューヨークで為替ディーラーとして活躍。 東京外国為替市場で「三和の水上」の名を轟かす。1995年より在日外銀において為替ディーラー及び外国為替部長として要職を経て、現在、外国為替ストラテジストとして広く活躍中。長年の経験と知識に基づく精度の高い相場予測には定評がある。著書はこちら
Twitter:@mizukamistaff
ブログ:Banya Market Forecast オフィシャルサイト
メルマガ:水上紀行FXマーケットフォーカスト
FXに適したタブレット端末の選び方
まだタブレットが手元にない方であれば、当然ながらまずはタブレット端末を用意する必要があります。
FX取引に使うタブレットにはどのようなものが適しているのでしょうか?
タブレットの選び方はトレードスタイルによっても若干変わってきます。
FXに最適のタブレットの選び方について、以下に項目別に解説していきます。
タブレットのスペックは?
タブレットのスペックはCPUやメモリから知ることができますが、FX取引に使うタブレットはそれほど高性能のものでなくてもOKです。
ただし、あまりにも格安のタブレットではFXアプリの動作が重くなることも考えられます。
高性能のタブレットが必要なわけではありませんが、サクサク取引したい方は低スペックのタブレットは避けるのが良いでしょう。
特に、リアルタイムでスムーズに動くチャートを眺めながら、スキャルピング(数秒〜数分単位で売買を繰り返す行為)のような素早い取引を行いたい方であれば、中程度以上のスペックのタブレットを選ぶことをおすすめします。
ディスプレイは何インチ?
タブレットを選ぶ上では、価格に大きく影響してくるディスプレイの大きさも悩むポイントです。
FXにおすすめのタブレットのディスプレイサイズは、トレードスタイルやタブレットの利用目的によって変わってきます。
タブレットを使って主に自宅でチャート分析を行うのであれば、10インチ以上の大きなディスプレイの方が精度の高いチャート分析に期待ができます。
一方で、外出先でもタブレットを利用する機会が多い方であれば、持ち運びに便利な7〜8インチ程度の小型のタブレットがおすすめです。
ストレージ容量
タブレットのストレージ容量は小さいものでは16GB、大きいのもになると256GBなどがあります。
ストレージは大きいほどたくさんの情報をタブレットに保存することができます。
とは言え、FXトレードをする上ではタブレットの容量についてはそれほど気にする必要はありません。
FXアプリをダウンロードできるだけの容量は必要になりますが、FXアプリは他のアプリと比較して特別にサイズが大きいわけでもありません。
FXアプリをタブレットにダウンロードするにあたり容量が足りないようであれば、動画や写真、不要なアプリを削除するなどして容量を確保すると良いでしょう。
タブレット専用ツールが使えるFX会社はココ!
国内には数十社ものFX業者がありますが、タブレットに最適化された使いやすい取引ツールを提供しているFX業者は限られています。
タブレット専用の取引ツールやアプリを提供しているおすすめのFX業者について、以下に一覧で解説します。
なお、iPadをご利用の場合はiPad専用アプリの比較解説ページをご覧ください。
ヒロセ通商
取引ツールが人気の高いヒロセ通商では、タブレット向けに専用の取引ツールを提供しています。
カスタマイズも可能な高機能取引ツールで、タブレットだけでFX取引から口座管理まで全ての操作が可能です。
ヒロセ通商はスキャルピング公認のFX会社としても人気があり、チャートを見ながらのワンタップ注文にも対応しています。
画面の分割表示も可能で、2つの通貨ペアのチャートを同時にチェックしながら素早い取引に対応できます。
さらに、タブレットながらPCにも劣らない30種類ものテクニカル指標を搭載。
チャート上に他のトレーダーの指値・逆指値注文の売買比率を表示することもできます。
また、2種類の通貨ペアのチャートを同じチャート上に重ねて表示できる「比較チャート」にも対応しています。
テクニカル指標が豊富なだけではなく、様々な分析ツールを備えたPC並みのスペックのタブレットツールです。
使いやすくて様々な分析ができるタブレットツールであれば、ヒロセ通商のタブレットツールがおすすめです。
小林芳彦のマーケットナビが評判
ヒロセ通商のタブレットツールでは、元インターバンクディラーの小林芳彦氏による為替情報を閲覧することができます。
小林氏はFXトレーダーとしても有名で、小林氏の為替情報を見るためにヒロセ通商で口座開設をするユーザーもいます。
小林氏が実際に行なっている取引内容も公開していて、プロのFX取引は非常に参考になります。
取引分析もタブレットから
ヒロセ通商のタブレット専用ツールでは、過去の取引内容をグラフを使って視覚化してくれる「LION分析ノート」も利用可能です。
通貨ペア別や売買方向別に損益を自動計算してくれるので、取引の弱点やクセの分析に役立ちます。
足種 | テクニカル | 描画 |
---|---|---|
14種類 | 30種類 | 3種類 |
IG証券
世界15ヵ国にオフィスを持ち、150ヵ国以上の顧客にサービスを提供しているIGグループ。
FXに限らず、ダウや日経平均をはじめとする世界各国の株価指数や、金や原油などの商品にも投資するのであれば、IG証券のAndroidタブレット専用アプリがおすすめです。
IG証券はチャート分析ツールが非常に充実しているFX会社で、多数のテクニカル指標や描画オブジェクトを使ってチャート分析ができます。
また、取り扱い通貨ペアも非常に豊富で、おおよそ100種類ほどの通貨ペアのチャートをタブレット上で見ることができます。
また、IG証券では絶対に滑らないノースリッページ注文が利用できるのも大きなメリットです。
100%指定した価格で決済ができるので、万が一に備えたリスク管理としておすすめの注文方法です。
足種 | テクニカル | 描画 |
---|---|---|
17種類 | 33種類 | 19種類 |
※上記はiPadアプリのスペックです。
外為オンライン
外為オンラインのAndroidタブレット版アプリでは、4分割されたレイアウトに好みのコンテンツを自由に配置することができます。
レート一覧やチャート、ニュース、注文履歴などから自由にパネル配置が可能で、全てチャートを選択することで4分割チャートとして利用することもできます。
外為オンラインのタブレットアプリは比較的シンプルで、機能も最小限に絞り込んであります。
アプリの設定や操作が簡単なので、FX初心者の方やタブレットを始めて利用する方でも簡単に使いこなすことができるでしょう。
一方で、トレンドラインをはじめとした描画ツールは搭載されておらず、カスタマイズの範囲も限定的です。
タブレット専用につくられたアプリとは言え機能は限定されるので、中級者や上級者よりもこれからFXをはじめる初心者の方におすすめのタブレットアプリです。
足種 | テクニカル | 描画 |
---|---|---|
15種類 | 12種類 | × |
FXブロードネット
FXブロードネットのタブレットアプリは、外為オンラインのタブレットアプリと同じ仕様となっていて、使い方や見た目もほとんど同じになります。
比較的シンプルなタブレットアプリなので、FX初心者の方でも迷うことなく使いこなせるのが特徴です。
ホーム画面のレイアウトは、10個のコンテンツの中から4つを選択して、4分割のレイアウトに自由に当てはめることができます。
足種 | テクニカル | 描画 |
---|---|---|
15種類 | 12種類 | × |
ひまわり証券
ひまわり証券が提供しているタブレットアプリも、外為オンラインとFXブロードネットと同じ仕様のものになります。
インターフェースのデザインや使い方は基本的には同じとなり、シンプルな操作性が強みのタブレットアプリです。
ひまわり証券はリピート系自動売買のループ・イフダンが人気のFX会社です。
外為オンラインとFXブロードネットもリピート系自動売買が看板商品のFX会社なので、タブレットアプリの機能はシンプルにまとめられている印象です。
足種 | テクニカル | 描画 |
---|---|---|
15種類 | 12種類 | × |
タブレットでFXをする際の注意点
タブレットでFXを始める前には、以下の注意点についても確認しておきましょう。
推奨環境は必ずチェック
各FX会社が提供しているタブレットアプリには、OSやCPU、メモリなど、タブレットの推奨環境が設けられています。
推奨環境外のタブレットを使ってトレードをすると、画面が正常に表示されなかったり、動作が極端に遅くなる可能性があります。
タブレットでFXトレードを行う前には、必ず各社公式HPでタブレットアプリの推奨環境を確認しておくことをおすすめします。
誤発注に注意!
タッチパネルで操作するタブレットでは、PCによる取引と比較して誤発注のリスクが高くなるので注意が必要です。
PCでは注文の際にマウスをクリックして操作しますが、タッチパネルのタブレットでは軽く触れるだけで発注ができてしまいます。
誤って手が触れることで意図せぬ発注を出してしまう可能性もあるので、タブレットを操作する際には注意が必要です。
タブレットアプリによっては、スピーディーな注文にも対応できるように、注文の確認画面を省略できるタブレットアプリもあります。
スキャルピングのようにスピードを求められる取引においては便利な機能ですが、誤って注文ボタンに触れてしまっても確認画面が表示されることなく注文が成立してしまいます。
タブレットだけでFXトレードを行うのであれば、よほどスピードを求められる取引スタイルでない限りは、注文の確認画面を表示する設定にしておくのが良いでしょう。
また、タブレットを手で持って操作する方は、タブレットを持っている手の指がスクリーンに触れてしまうことがあるので注意が必要です。
意図せぬ操作で失敗しないためにも、タブレットの背面に指を通せるリングを取り付けるなどして工夫しておくと良いでしょう。
トレンドラインが引きにくいことも
指でタップして操作するタブレットでは、トレンドラインを引く操作も指で行うため、マウスと比較してやや難しく感じることもあります。
トレンドラインなどの描画機能を使う機会が多い方であれば、タブレットアプリを選ぶ際にはトレンドラインが引きやすいかどうかもチェックしておきましょう。
また、スタイラスペン(タブレット用のペン)を利用するとトレンドラインが綺麗に引けるので、指でタブレットにラインを引くのが苦手な方にはおすすめです。
タブレット専用アプリを使おう
スマホアプリの中には、タブレットにダウンロードして使えるものもあります。
ただし、スマホアプリをタブレットで使う際には、必ずFX会社による動作確認が取れているかどうかを確認しておきましょう。
動作確認が取れていないスマホアプリをタブレットで利用すると、取引画面が正常に表示されない可能性があるので注意が必要です。
場合によってはトラブルにつながる可能性も考えられるので、大切なお金を運用するFXでは、タブレット専用のアプリを利用するのが望ましいと言えます。
タブレットでFXを始める手順
タブレットでFXを始めるには、以下の流れで準備を進めていきましょう。
口座開設
タブレットでFXを始めるには、まずはじめにFX会社で口座開設をします。口座開設はFX会社によっては最短当日で完了します。
Google playでアプリをダウンロード
口座開設が完了したら、FX会社が提供しているタブレット専用の取引アプリを、Google playまたはApp Storeからダウンロードします。
入金後お取引開始
タブレット専用アプリにログイン後、入金を完了するといよいよFX取引のスタートです。