DMM FXと外為ジャパンの違いとは?
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外為ジャパンFXは2022年9月10日(土)をもってサービスを終了しました。以下の記事は過去の情報となりますのでご注意ください。
DMM FXと外為ジャパンは、同じDMM.com証券が提供するFX取引サービスです。
同じ証券会社がなぜ二つのFX取引サービスを提供しているのか?その答えは、「ターゲット顧客の違い」と「サービス内容の違い」にあります。
DMM FXと外為ジャパンにはどのような違いがあり、どっちのFXサービスを選ぶのが正解なのでしょう?
以下にDMM FXと外為ジャパンの違いについて解説します。
違いその1:取扱通貨ペア
DMM FXと外為ジャパンの違いには、取引できる通貨ペアの種類があります。
DMM FXでは21種類の通貨ペアを取引できますが、外為ジャパンは15種類となっています。
外為ジャパンの取扱通貨ペア15種類というのは、DMM FXのみならず他の多くのFX会社と比較しても少ない方です。
とは言え、メジャー通貨ペアに関しては一通り取り揃えています。FX初心者の方であれば外為ジャパンでも十分なラインナップと言えます。
違いその2:最低取引通貨単位
DMM FXと外為ジャパンの最も大きな違いとも言われるのが最低取引金額です。
DMM FXでは最低取引通貨単位が10,000通貨単位となっていますが、外為ジャパンでは1,000通貨単位からの取引が可能です。
例えば、米ドル円が1ドル=100円の時に取引するのであれば、DMM FXでは最低でも4万円の証拠金が必要になりますが、外為ジャパンでは10分の1の4,000円があれば取引を始めることができます。
FXに投資する資金が10万円以下の方で、まずは少額から取引を始めたいということであれば、1,000通貨単位から取引ができる外為ジャパンがおすすめです。
違いその3:スマホアプリはDMM FXがおすすめ
スマホで取引や情報チェックをする機会が多い方は、外為ジャパンよりもDMM FXの方がおすすめです。
DMM FXのスマホアプリは直感的に操作しやすく、サクサク動くことで高い評価を得ています。
DMM FXのスマホアプリ
外為ジャパンのスマホアプリ
視認性や操作性において、外為ジャパンよりもDMM FXのアプリの方が優れています。
また、チャートの機能性においても、外為ジャパンよりもDMM FXの方が高機能になります。
会社名 | ![]() |
![]() |
---|---|---|
テクニカル指標 | 11種類 | 7種類(iPhone)
10種類(Android) |
描画ツール | 7種類 | なし(iPhone)
2種類(Android) |
チャート複数画面 | 4分割 | 4分割(iPhone)
不可(Android) |
スマホアプリの利用頻度が高い方であれば、外為ジャパンよりもDMM FXの方がおすすめです。
一方で、PC用の取引ツールに関してはDMM FXと外為ジャパンでほとんど違いはありません。DMM FXと外為ジャパンでは、PC用取引ツールとして2種類づつ提供されています。
会社名 | ![]() |
![]() |
---|---|---|
シンプル版 | DMMFX STANDARD | 外為ジャパンFX PRO |
上位版 | DMMFX PLUS | 外為ジャパンFX PLUS |
「DMMFX PLUS」=「外為ジャパンFX PLUS」、「DMMFX STANDARD」=「外為ジャパンFX PRO」という位置付けになり、デザインから機能性までほとんど同じです。
実際に取引画面を見比べてみても、ほとんど違いがないことが分かります。
テクニカル指標や描画ツールもPC取引ツールに関しては違いはありません。
スマホアプリはレートの確認に利用する程度で、主にPCで取引を行う方であれば、ツールに違いはほとんどないと考えて良いでしょう。
違いその4:取引通信簿が使えるのはDMM FXだけ!
DMM FXの取引通信簿とは、過去のトレード結果を自動でグラフ化してくれる取引分析ツールです。
過去のトレードの分析を行うことで、問題点の改善やスキルアップに役立ちます。
通貨ペア別に過去の損益がグラフ化されるので、得意な通貨ペアや苦手な通貨ペアを知ることもできます。
取引通信簿はDMM FX限定のツールとなっていて、外為ジャパンでは提供がありません。
DMM FXと外為ジャパンの大きな違いは、「取扱通貨ペア」「最低取引通貨単位」「アプリ」「取引通信簿」の4つになります。その他の2社の細かい違いについては、引き続き以下に解説していきます。
違いその5:ポイント還元サービス
DMM FXでは1回の取引につき1〜4ポイントが還元され、ポイントは1P=1円として換金できます。
トレード回数が多いほど会員ランクは高くなり、ポイント付与率が高くなります。
デイトレードやスキャルピングなどで取引回数が多い方であれば、ポイントによるキャッシュバックに期待できます。
一方で、外為ジャパンでは取引に応じたポイント還元サービスはありません。
違いその6:デモ口座の有無
DMM FXでは、実際の取引ツールを使ってデモトレードが体験できます。
デモトレードは仮想の資金を使って練習ができるので、FXが初めての方であればデモトレードを利用したいところです。
しかしながら、外為ジャパンではデモトレードの提供がありません。
PC取引ツールであれば外為ジャパンとDMM FXでは仕様がほとんど同じなので、DMM FXのデモ口座で練習をして、外為ジャパンで口座開設をするというのも良いでしょう。
違いその7:ロスカット水準
DMM FXと外為ジャパンのロスカットルール、追加証拠金制度は以下の通りです。
会社名 | ![]() |
![]() |
---|---|---|
ロスカット | 証拠金維持率50%以下 | 証拠金維持率60%以下 |
追加証拠金 | 証拠金維持率100%未満 | 証拠金維持率100%未満 |
DMM FXの方がロスカットルールは若干緩くなりますが、それほど大差はありません。DMM FXと外為ジャパンの選択の決め手とまではならないでしょう。
DMM FXと外為ジャパンのスプレッドや手数料を比較
FX会社を選ぶ上でスプレッドを重要視するトレーダーは非常に多いことでしょう。スプレッドはFX会社に支払う実質的な手数料、安いに越したことはありません。
DMM FXと外為ジャパンではどちらがスプレッドは狭いのでしょうか?最新のスプレッドで比較してみます。
通貨ペア | ![]() |
![]() |
---|---|---|
![]() 米ドル円 |
0.2銭 | 0.2銭 |
![]() ユーロ円 |
0.5銭 | 0.5銭 |
![]() ポンド円 |
0.9銭 | 0.9銭 |
![]() 豪ドル円 |
0.6銭 | 0.6銭 |
![]() ユーロドル |
0.4pips | 0.4pips |
![]() 南アランド円 |
1.0銭 | 1.0銭 |
※スプレッド調査日:2025/1/16
※スプレッドは原則固定・例外あり
DMM FXと外為ジャパンは同じ証券会社が運営していますが、スプレッドについても違いはありません。また、取引手数料などの各種手数料についても、DMM FXと外為ジャパンの両口座で無料となっていて、特に違いはありません。
スワップポイントが高いのはどっち!?
中長期の取引が中心となるトレーダーにとっては、DMM FXと外為ジャパンのスワップポイントは重要な比較ポイントです。
しかしながら、スワップポイントについてもDMM FXと外為ジャパンでは同一となっていて、違いはほとんどありません。
FX会社を選ぶ上で重要なポイントとなる「スプレッド」と「スワップポイント」において、DMM FXと外為ジャパンでは基本的には同じ条件となっています。
【結論】DMM FXと外為ジャパンではどっちを選ぶべき?
DMM FXと外為ジャパンでは、DMM FXの方がサービス内容が充実しています。
唯一、外為ジャパンの方が優れている点は、1,000通貨単位の少額取引が可能という点です。
運用資産が10万円以下で少額取引をしたい方は外為ジャパン、運用資産が10万円を超える方でより良いサービスを利用したい方はDMM FXで口座開設をすると良いでしょう。