Plus500JP証券の評判は?メリット・デメリットを解説

Plus500JP証券公式サイト

 

MT4でFXやCFDの取引が可能なPlus500JP証券。他社にはない独自の特徴をもつFX会社の一つです。

 

こちらのページでは、Plus500JP証券で口座開設をする前に知っておきたいメリットやデメリット、サービスの特徴などについて徹底解説!

 

さらに、独自に募集したPlus500JP証券に関する口コミや評判についても紹介していきます。

 

この記事の監修者

監修者の水上紀行


水上 紀行
バーニャ マーケット フォーカスト代表
1978年三和銀行(現、三菱UFJ銀行)入行。1983年よりロンドン、東京、ニューヨークで為替ディーラーとして活躍。 東京外国為替市場で「三和の水上」の名を轟かす。1995年より在日外銀において為替ディーラー及び外国為替部長として要職を経て、現在、外国為替ストラテジストとして広く活躍中。長年の経験と知識に基づく精度の高い相場予測には定評がある。著書はこちら
Twitter:@mizukamistaff
ブログ:Banya Market Forecast オフィシャルサイト
メルマガ:水上紀行FXマーケットフォーカスト

 

 

 

Plus500JP証券のデメリットと注意点

デメリット

FXトレーダーの中にはPlus500JP証券は選ばないという人もいます。

 

Plus500JP証券を選択しないトレーダーはなぜそう判断するのか、Plus500JP証券のデメリットについて以下に解説していきます。

 

 

情報配信が少ない

多くのFX会社では、トレードの判断材料となるようなニュースやレポートを配信しています。

 

また、取引手法やチャート分析などに関するセミナーを、動画で配信しているFX会社もあります。

 

この点においてPlus500JP証券では、ユーザーへの情報配信やセミナー等はほとんどありません。

 

FXで収益を上げるためには情報収集が必須であり、初心者の方にはFXについて学ぶ環境も必要です。

 

これからFXを始める方にとっては、Plus500JP証券は難しい環境と言えるでしょう。

 

 

低水準のスワップポイント

Plus500JP証券のスワップポイントは、全通貨ペアにおいてそれほど良い条件とは言えません。

 

特に注意しておきたいのは、「買い」と「売り」のスワップ差が非常に大きく、売りポジションを持つとスワップの支払いが大きくなる点です。

 

通貨ペアによっては買スワップと売スワップの両方がマイナスということもあるので、長期トレードが中心の方にはPlus500JP証券はおすすめできません。

 

一方で、DMM FXのように売りスワップと買いスワップが同程度の水準に設定されているFX会社もあります。

 

中長期の取引が主体あれば他のFX会社を選ぶことをおすすめします。

 

 

人気の高金利通貨ペアが少ない

Plus500JP証券で取引できる通貨ペアは29種類となっていますが、そのうちの多くは外貨同士の通貨ペアとなっています。

 

トルコリラ円やメキシコペソ円のように、人気の高い高金利通貨ペアの取り扱いはありません。

 

スワップポイントを狙った取引をするのであれば、Plus500JP証券は適していないと言えるでしょう。

 

 

電話サポートの受付時間が短い

Plus500JP証券のデメリットとして、電話サポートの受付時間が短いことも上げられます。

 

電話受付時間は平日の9時〜17時まで、土日祝日は対応時間外となっています。

 

FX初心者にとっては、取引ツールの使い方や為替分析など、何かと利用することが多い電話サポートです。

 

平日しか電話ができないPlus500JP証券は、日中仕事をしている方にとっては利用しづらいかもしれません。

 

 

入出金に関するデメリット

Plus500JP証券には、入出金に関して不便に感じる点がいくつかあります。

 

Plus500JP証券でクイック入金を利用するには最低1万円からとなっていて、1万円未満の入金であれば通常振込となり別途手数料がかかります。

 

また、出金に関しても同じく最低1万円から(全額出金の場合を除く)となっていて、出金依頼ができるのは1営業日につき1回までとなっています。

 

大きなデメリットとはなりませんが、他のFX会社と比較するとサービス面で劣る印象です。

 

 

 

Plus500JP証券のメリットと特徴

メリット

FX会社ならPlus500JP証券、トレーダーによってはそう考える人もいます。

 

Plus500JP証券には、他のFX会社には無い強みや特徴があります。

 

次に、Plus500JP証券が他社に優るメリットについて解説していきます。

 

 

人気プラットフォームMT4が使える

 

Plus500JP証券のEZMT4のインターフェース

 

MT4とは、ロシアの企業が開発したFX取引ツールのことで、全世界100ヵ国以上で利用されている人気の取引ツールです。

 

国内のFX業者でMT4を提供しているところは限られていますが、Plus500JP証券はそのうちの一社となっています。

 

Plus500JP証券のMT4では50種類以上のテクニカル指標が利用可能で、高度なテクニカル分析に基づいたトレードに適しています。

 

また、EA(自動売買プログラム)を使ったシステムトレードも可能です。

 

高機能でカスタマイズもしやすいため、プロのトレーダーからも高い評価を獲得している取引ツールです。

 

なお、Plus500JP証券のMT4はマルチデバイス対応となっていて、iPhoneやiPad、Androidスマートフォンなどでも取引できます。

 

 

Plus500JP証券はスキャルピングOK

スキャルピングとは、数十秒単位で通貨ペアの売買を繰り返して、少額の為替差益を積み重ねていく取引方法のことを言います。

 

スキャルピングはシステムに負荷がかかることもあり多くのFX会社で禁止されていますが、Plus500JP証券ではスキャルピングを公認しています。

 

スキャルピングを容認しているということは、システムが強固である裏返しとも考えられます。

 

 

発注から約定までに人手を介さないNDD方式

NDD方式とは、ノーディーリングデスク方式の略語であり、FX会社のディーラーが手を加えずに、投資家の注文を単純にインターバンク市場(銀行間の為替取引が行われる市場)に流す方法を意味します。

 

主に海外のFX会社では、NDD方式を採用するのが一般的になっています。

 

NDD方式

 

 

対して、国内のFX会社の多くはDD方式(ディーリング・デスク方式)を採用しています。
DD方式では、投資家の取引相手はFX会社となり、FX会社はインターバンクで反対売買(カバー取引)を行うことでバランスを保っています。

 

DD方式

 

投資家の取引相手がFX会社になると言うことは、投資家とFX会社は利益相反の関係になるということです。

 

つまり、投資家が負ける取引を行えば、FX会社は儲かるということになります。

 

このような投資家とFX会社の利益相反の構図を嫌い、DD方式のFX会社は利用しないという投資家も存在します。

 

と言うのも、取引ツールやレートを提供しているのはFX会社であり、投資家は相手の土俵で戦っているとも考えられるからです。

 

これに対して、NDD方式のFX会社は取引に関与せず、単純に顧客の注文を取り繋いでいるだけになるので透明性が高いという意見もあります。

 

しかしながら、昨今は金融庁による監視や規制が厳しいこともあり、DD方式を採用する国内のFX会社も信頼性が高い企業ばかりです。

 

利益相反の関係性とは言え、フェアで顧客本位の運営をしているFX会社も多くあります。

 

また、DD方式のFX会社はNDD方式のFX会社と比較して、圧倒的にスプレッドが狭いというのも見逃せないポイントです。

 

そのため、DD方式かNDD方式かについては、検討する必要はないという考え方が最近は多くなっています。

 

 

Plus500JP証券の口コミ・評判

 

口コミ

 

クラウドソーシングを利用して、Plus500JP証券に関するレビューを募集しました。
Plus500JP証券を実際に利用してみた感想について回答を頂きました。

 

※口コミの募集にはクラウドソーシングサービスのランサーズを利用しています。
※ご紹介している口コミは、口コミを提供された方の使用当時のものであり、その内容および商品・サービスについていかなる保証をするものでもありません。

約定スピードや安定性など、利用していて概ね問題はありません。レポートなどがあればさらに良いです。わたしは平日の日中は仕事をしておりますので、帰宅後にトレードをするのですが、その時間帯にはコールセンターが営業していないのが唯一の不安要素です。(50代|FX歴5年)

取引プラットフォームにはMT4を使っていて、スキャルピングOKの希少なFX業者です。外資系の業者ですが、高機能ツールを使いたいスキャルパーにはおすすめです。反対に、スワップポイントにおける優位性はないので、長期やスイングには向かないです。(30代|FX歴3年)

スプレッドは固定ではないので、取引する時間帯を考える必要があります。国内の人気業者と比べるとスプレッドは広いですが、自分としては許容範囲内です。ただし、0.1lotで取引する方はさらに広いスプレッドで取引することになるので、少額取引であればおすすめできません。ある程度の資金力と経験値のある方向けのFX業者です。(40代|FX7年)

スプレッドが広いのが気になるところですが、NDD方式で約定力もあるので、結果としてそれほどコストはかかっていないのでは?と考えています。MT4業者なので、多少スプレッドが広いのは仕方ありません。主にスキャルピングを主体としたトレードをしているので、スキャルピング公認ということで利用しています。(40代|FX歴5年)

 

Plus500JP証券のスプレッド

Plus500JP証券のスプレッドは変動制となっています。

 

変動制スプレッドでは常にスプレッドが変化しているため、タイミングによっては無駄なコストがかかることもあります。

 

注文する際にはレートに加えて、スプレッドもチェックする必要があります。

 

とは言え、Plus500JP証券のスプレッドは、主要通貨ペアを中心に狭い設定となっています。

 

 

 

Plus500JP証券のスワップポイント

Plus500JP証券のデメリットとして解説したように、スワップポイントは比較的低い水準となっています。

 

スワップポイントを狙った取引や、中長期のトレードにはPlus500JP証券は不向とも言えます。

 

 

 

Plus500JP証券の取引コース

Plus500JP証券のFX口座には、「スタンダードコース」「ハーフコース」「ミニコース」と3種類のコースが用意されています。

 

それぞれのコースの違いは二つ、最小取引通貨単位とスプレッドです。

 

コース 取引単位 スプレッド
スタンダード 10,000通貨単位 変動制
ハーフ 5,000通貨単位 スタンダード+0.5〜0.7pips
ミニ 1,000通貨単位 スタンダード+1.0〜1.2pips


「ハーフコース」と「ミニコース」はスプレッドがさらに広くなることと、キャンペーン等の対象外となることもあるので、おすすめはやはり「スタンダードコース」です。

 

 

Plus500JP証券の口座開設の流れ

 

口座開設の流れ

 

STEP1

口座開設フォーム入力

Plus500JP証券で口座開設をするには、まず初めにPlus500JP証券公式サイトの口座開設フォームへ進み、必要事項を入力します。

 

 

STEP2

必要書類の提出

マイナンバー書類と本人確認書類を、「Eメール」または「郵送」にて提出します。必要書類の提出をもって、口座開設の申し込みは完了となり審査に入ります。

 

 

STEP3

口座開設通知書の受け取り

Plus500JP証券の審査に通ると、ご登録住所宛てにユーザーIDとパスワードが記載された書類が送られてきます。

 

 

STEP4

入金後取引開始

Plus500JP証券指定の銀行口座に振込、またはクイック入金にてFX口座に入金すると、いよいよFX取引がスタートとなります。

 

 

Plus500JP証券に関するQ&A

よくある質問

取引時間は何時から何時までですか?

月曜日AM7:05〜土曜日AM7:00となります。
サマータイム適用時の夏時間は、月曜日AM6:05〜土曜日AM6:00です。
また、以下の時間帯にはシステムメンテナンスが実施されます。
毎取引日AM7:00〜AM7:05(サマータイム期間はAM6:00〜AM6:05)

取引手数料はかかりますか?

取引に必要となる手数料はありません。スプレッドが実質的にPlus500JP証券に支払う取引手数料ということになります。

デモトレードはできますか?

30日間無料のデモ口座でデモトレードができます。

 

 

Plus500JP証券の総評

Plus500JP証券の最大の特徴は、MT4を使った株価指数CFD取引です。

 

FXの取引条件や環境については、他のFX会社と比較して突出した強みは見当たりません。

 

FXと株価指数を一つの口座で取引したい方にはPlus500JP証券も良い選択ですが、FXだけを考えている皆様には他のFX会社も検討してみることをおすすめします。

 


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