ループイフダンとiサイクル2取引の違いを徹底比較
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シンプルな仕組みで初心者でも簡単に自動売買を始められると人気のループイフダン。
ここ数年で利用者数が急激に増えているiサイクル2取引。
リピート型自動売買と呼ばれる二つのツールには、どのような違いがあるのでしょうか。
ここでは、ループイフダンとiサイクル2取引について、以下の項目を中心に比較していきます。
- 利益率
- 手数料とスプレッド
- スワップポイント
- 通貨ペアと取引単位
- 口座開設者数(人気)
- 設定方法と仕組み
アイネット証券のループイフダンと、外為オンラインのiサイクル2取引。
どちらを選ぶべきか迷っている方は、以下の情報を参考にして二つの自動売買を比較してみましょう。
水上 紀行
バーニャ マーケット フォーカスト代表
1978年三和銀行(現、三菱UFJ銀行)入行。1983年よりロンドン、東京、ニューヨークで為替ディーラーとして活躍。 東京外国為替市場で「三和の水上」の名を轟かす。1995年より在日外銀において為替ディーラー及び外国為替部長として要職を経て、現在、外国為替ストラテジストとして広く活躍中。長年の経験と知識に基づく精度の高い相場予測には定評がある。著書はこちら
Twitter:@mizukamistaff
ブログ:Banya Market Forecast オフィシャルサイト
メルマガ:水上紀行FXマーケットフォーカスト
稼げるのはどっち?利益率を比較
ループイフダンとiサイクル2取引のどちらで運用するのかを決めるにあたって、最も気になるのは「どっちを使った方が稼げるのか?」ということでしょう。
ループイフダンを提供するアイネット証券の調査では、2020年度(4月1日〜翌3月31日)にループイフダン口座で運用した方において、4月1日時点と翌3月31日時点の各口座の利益率の平均値は、27%のプラス収支となっています。
一方、iサイクル2取引を提供する外為オンラインの調査では、2014年10月1日〜2018年6月30日にかけて、iサイクル2取引で利益を出した人の割合は71%となっています。
対象期間に売買損益がプラスとなった割合で、評価損益やスワップポイント、手数料も含みます。
ループイフダンは全体の利益率、iサイクル2取引は利益が出た利用者の割合となるため、単純な比較はできません。
とは言え、どちらの自動売買ツールも過去の実績を見る限りでは期待ができます。
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取引手数料とスプレッド
自動売買の手数料には、「取引手数料」と「スプレッド」の二つがあります。
ループイフダンとiサイクル2取引にかかるコストを比較するには、「取引手数料」と「スプレッド」を合算して比較する必要があります。
まずは、ループイフダンとiサイクル2取引の取引手数料から比べてみましょう。
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---|---|---|
新規手数料 | 無料 | 20円 |
決済手数料 | 無料 | 20円 |
合計 | 無料 | 40円 |
※iサイクル2取引の手数料は1,000通貨あたり(南アフリカランド/円は10,000通貨あたり)の金額です。
ループイフダンでは取引手数料は完全無料となっています。
一方、iサイクル2取引では1,000通貨の新規・決済取引を合わせて40円の取引手数料がかかります。
ただし、iサイクル2取引では決済手数料が無料となるキャンペーンを継続して行なっています。
さらに、iサイクル2取引の口座開設から90日間は、キャンペーンにより新規・決済両片の取引手数料が無料となります。
次に、リピート型自動売買で取引されることの多い通貨ペアのスプレッドについて比較してみます。
通貨ペア | ![]() |
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---|---|---|
米ドル円 | 2.0銭 | 1.0銭 |
ユーロ円 | 3.5銭 | 2.0銭 |
ポンド円 | 5.0銭 | 1.0銭 |
豪ドル円 | 4.0銭 | 3.0銭 |
カナダドル円 | 5.0銭 | 5.0銭 |
豪ドルNZドル | 6.0pips | 10.0pips |
豪ドル米ドル | 4.0pips | 2.0pips |
スプレッドに関しては、iサイクル2取引の方が狭い傾向にあります。
ただし、上記に記載のない通貨ペアも含めると、ループイフダンの方がスプレッドが狭い通貨ペア、ループイフダンとiサイクル2取引でスプレッドが同等の通貨ペアもあります。
それでは、「取引手数料」と「スプレッド」を合算すると、ループイフダンとiサイクル2取引ではどちらの方がコストが安くなるのでしょうか。
1,000通貨単位の往復取引(買→売または売→買)にかかる合計コストを比較してみます。
通貨ペア | ![]() |
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---|---|---|
米ドル円 | 20円 | 50円(30円) |
ユーロ円 | 35円 | 60円(40円) |
ポンド円 | 50円 | 50円(30円) |
豪ドル円 | 40円 | 70円(50円) |
カナダドル円 | 50円 | 90円(70円) |
※iサイクル2取引の()内の数値は手数料半額で計算しています。
iサイクル2取引の決済手数料無料キャンペーンが適用されたとしても、ループイフダンの方が合計コストでは安くなります。
ループイフダンは取引手数料が完全無料となっていることで、合計コストも安く抑えることができます。
コストの安い自動売買を選択するのであれば、iサイクル2取引よりもループイフダンとなります。
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スワップポイントを比較
ループイフダンを提供するアイネット証券は、スワップポイントが高いことでも人気のFX会社です。
多くの通貨ペアにおいて、iサイクル2取引よりもループイフダンの方がスワップポイントが高い傾向にあります。
また、ループイフダンの方がマイナススワップが低いのも特徴です。
スワップポイントを重視するのであればループイフダンがおすすめです。
通貨ペアと取引単位
ループイフダンとiサイクル2取引で取引できる通貨ペアと、最低取引単位の比較は以下の通りです。
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---|---|---|
通貨ペア | 20種類 | 26種類 |
最低取引単位 | 1,000通貨 | 1,000通貨 |
最低取引単位については、ループイフダンとiサイクル2取引で共通して1,000通貨単位となっています。
取扱通貨ペアに関しては、ループイフダンよりもiサイクル2取引の方が多く取り揃えています。
ループイフダンでは取り扱いがなく、iサイクル2取引では取り扱いのある通貨ペアは以下になります。
- ユーロ/カナダドル
- ユーロ/スイスフラン
- ユーロ/NZドル
- ポンド/豪ドル
- ポンド/NZドル
- ポンド/スイスフラン
マイナー通貨ペアにはなりますが、上記通貨ペアを取引したい方はiサイクル2取引で口座開設をすると良いでしょう。
なお、ループイフダンで取り扱いのある通貨ペアは、全てiサイクル2取引でも取引可能となっています。
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どっちが人気?口座開設者数を比較
ループイフダンとiサイクル2取引ではどっちを選ぶべきか。
迷った時には、ループイフダンを提供するアイネット証券と、iサイクル2取引を提供する外為オンラインの、口座開設者数を比較してみるのも良いでしょう。
口座開設者数が多いFX会社は、多くのトレーダーに選ばれている人気のFX会社と言えます。
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---|---|---|
口座開設者数 | 9万口座以上 | 62万口座以上 |
口座開設者数ではiサイクル2取引を提供する外為オンラインの方が圧倒的に多くなっています。
外為オンラインはその他のFX会社と比較しても、口座開設者数の多い人気のFX会社です。
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設定方法と仕組みの違い
ループイフダンとiサイクル2取引は、基本的にはどちらも安く買って高く売るを繰り返すリピート型の自動売買です。
ほとんど同じようにも思われがちな二つの自動売買ツールですが、設定方法や仕組みには違いがあります。
それでは、ループイフダンとiサイクル2取引の設定方法について見ていきましょう。
ループイフダンの設定方法
ループイフダンでは、以下の4つの項目を選択するだけで自動売買の注文設定を行うことができます。
- 売買システム
- 取引数量
- 最大ポジション数
- 損切の有無
売買システムとは、「買or売×売買の値幅×通貨ペア」の組み合わせで、アイネット証券があらかじめ最適な組み合わせを用意しています。
上記の売買システムであれば、米ドル円が15銭動く度に、新規注文(買い)と決済注文(売り)をリピートします。
さらに、一つの注文の取引数量(1,000通貨〜)、最大で保有するポジション数を設定します。
また、為替レートが売買システムとは反対方向に進んだ時に、最大ポジション数に到達した時点で損切を行うかどうかを選択します。
ループイフダンでは、自動売買の設定で悩みがちな注文値幅があらかじめ最適化されているので、初心者の方でも簡単に自動売買を始めることができます。
また、ループイフダンの取引システム上では、各売買システムのシミュレーション結果をランキング形式で見ることができます。
ランキングから利益率の高いループイフダンを選んで、同じ設定でループイフダンを始めることもできます。
売買システムの選択に迷ったら、まずはランキング上位の売買システムを選ぶと良いでしょう。
iサイクル2取引の設定方法
iサイクル2取引の設定方法には「ランキング方式」「マトリクス方式」「ボラティリティ方式」の3つの方法があります。
iサイクル2取引の3つの設定方法について、詳しく解説していきます。
ランキング方式
ランキング方式の注文入力画面では、外為オンラインによるシミュレーションで、高い利益を上げている注文設定がランキング表示されます。
ランキングの中から注文設定を選択すると、同じ設定でiサイクル2取引を開始することができます。
実績をチェックして選ぶだけなので、最も簡単な注文方法となっています。
ボラティリティ方式
ボラティリティ方式は、3つの設定方法の中で最も設定項目が多く、マニュアル設定と考えることもできます。
ボラティリティ方式の設定では、「通貨ペア」「売買方向」「想定変動幅」「対象資産」の4つの項目を設定します。
想定変動幅は、今後為替レートが何円〜何円の間を行き来するのか、為替レートを「幅」で予測します。
対象資産は、iサイクル2取引でいくらの資金を運用するのかを入力します。
対象資産と想定変動幅を入力すると、注文の間隔や、最大で保有するポジション数が自動的に算出されます。
ボラティリティ方式の設定が難しいようであれば、ランキング方式の設定を参考にして、今後の為替予測に合わせてカスタマイズしてみると良いでしょう。
マトリクス方式
マトリクス方式は、注文間隔と想定変動幅の組み合わせから選択する設定方法です。
想定変動幅が広く、または注文間隔が狭くなるほど、注文数が増えるため必要資金は増えます。
反対に、想定変動幅を狭く、または注文間隔を広く設定すると、必要資金は少なくなります。
ループイフダンとiサイクル2取引の比較まとめ
この章の最後に、ループイフダンとiサイクル2取引の特徴をまとめて比較してみましょう。
- 売買システムを選ぶだけの簡単設定
- 手数料が安い
- スワップポイントが高い
- 取扱通貨ペアが豊富
- 口座開設者数が多い人気FX会社
- 細かい設定にも対応可能
ループイフダンはあらかじめ売買システムが用意されているので、初心者でも簡単に始めやすいのが特徴です。
その反面、細かい設定変更はできないため、カスタマイズ性を求めるならiサイクル2取引がおすすめです。
とにかくシンプルでコストの安い自動売買ならループイフダン、通貨ペアや設定方法など選択肢の多さを求めるならiサイクル2取引を選択すると良いでしょう。
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