リピート系FXってなに?おすすめFX会社も比較!
本記事はFXサプリ編集部が独自に制作しています。各FX業者や証券会社は、コンテンツ制作やおすすめ業者の選定に一切関与していません。【PR】本記事は広告を含みます。
「FXのリピート系ってなに?」名前からは想像もつかないという方も多いのではないでしょうか。
ここでは、リピート系FXとはどのようなものなのか?特徴やメリット・デメリット、運用のコツに至るまで順に解説していきます。
また、リピート系のFX会社を一覧で比較!おすすめのリピート系FX会社についてもご紹介していきます。
水上 紀行
バーニャ マーケット フォーカスト代表
1978年三和銀行(現、三菱UFJ銀行)入行。1983年よりロンドン、東京、ニューヨークで為替ディーラーとして活躍。 東京外国為替市場で「三和の水上」の名を轟かす。1995年より在日外銀において為替ディーラー及び外国為替部長として要職を経て、現在、外国為替ストラテジストとして広く活躍中。長年の経験と知識に基づく精度の高い相場予測には定評がある。著書はこちら
Twitter:@mizukamistaff
ブログ:Banya Market Forecast オフィシャルサイト
メルマガ:水上紀行FXマーケットフォーカスト
リピート系FXとは?
リピート系FXとは、FXの自動売買の一種です。
FXの取引方法には、「裁量取引」と「自動売買」の2種類があります。
裁量取引とは、為替関連のニュースやチャート分析に基づいて、トレーダー自身の判断で売買を行う取引方法です。
一方の自動売買とは、設定されたルールに従ってシステムが機械的に取引を繰り返してくれる注文方法で、最初の設定を終えるとあとは自動で売買を繰り返してくれます。
自動売買には様々なツールやシステムがあり、シンプルに設定した値幅で売り買いを繰り返してくれるリピート系FXや、高度なテクニカル分析をプログラムしたシステムトレードがあります。
リピート系FXの仕組み
リピート系FXとは、通貨ペアや売買方向(買いまたは売り)、注文を繰り返す値幅を設定することで、その条件に従って自動的に取引を繰り返してくれる自動売買です。
出典:FXブロードネット
リピート系FXをサービスとして提供しているFX会社はいくつかありますが、それらの多くはレンジ相場に強い傾向にあります。
同じ価格帯で上げ下げを繰り返す上昇・下落の方向性のない相場。
リピート系FXは、レンジ相場で上げ下げを繰り返す中で何度も売買を繰り返し、利益をコツコツと積み上げてくれる仕組みです。
上昇トレンドの相場においても、裁量取引であれば1度に大きく利益を狙いますが、リピート系FXでは上昇する中でも何度も利益確定を狙います。
リピート系FXは単純な仕組みの自動売買ですが、実績が良いツールやシステムも多く、トレーダーからの人気が非常に高くなっています。
また、一度設定さえしてしまえばあとはツールが24時間決められたルールに従って売買を繰り返してくれるので、時間に縛られないのもリピート系FXの魅力です。
裁量取引(自分の判断による手動取引)に比べて高度な為替分析も不要なので、FX初心者にもおすすめの取引手法です。
リピート系FXの利用者は増えている
リピート系FXを初めてリリースしたのはマネースクエア。2007年にサービスを開始して以来じわじわと人気が出て、現在ではいくつかのFX業者や証券会社がリピート系FXを提供しています。
高度なプラグラムを使ったシステムトレードをサービス終了とするFX業者が増える中、リピート系FXの取り扱いを始めるFX業者は増える傾向にあります。
各FX会社におけるリピート系FXのユーザーも増える傾向にあり、それだけ実績や評判が良いことがうかがえます。
リピート系FXを利用できるFX会社の比較一覧
2007年にマネースクエアがサービスを開始して以来、リピート系FXを提供するFX会社や証券会社はかなり増えました。
ここからは、各社が提供しているリピート系FXについて、サービス内容や条件を一覧で比較していきます。
FX会社 | 米ドル円 | 手数料 | 最低取引 | 通貨ペア |
---|---|---|---|---|
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4.4銭 | 無料 | 1,000通貨 | 17種類 |
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2.0銭 | 無料 | 1,000通貨 | 20種類 |
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3.3銭 | 無料 | 1,000通貨 | 23種類 |
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1.0銭 | 40円 | 1,000通貨 | 26種類 |
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0.2銭 | 40円 | 1,000通貨 | 24種類 |
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2.0銭 | 無料 | 1,000通貨 | 5種類 |
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変動 | 無料 | 1,000通貨 | 33種類 |
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0.0銭 | 無料 | 100通貨 | 28種類 |
※手数料は1,000通貨あたりの往復分(新規・決済)です。
※マネースクエアのスプレッドは2025年1月16日の確認時点での数値です。固定された数値ではなく常に変動します。
※インヴァスト証券のスプレッドは2025年1月16日の確認時点での数値です。固定された数値ではなく常に変動します。
※マネーパートナーズのスプレッドは原則固定(例外あり)パートナーズFXnanoの条件です。注文数量1万通貨まで適用。
※ひまわり証券のスプレッドは原則固定(例外あり)です。
マネースクエア「トラリピ」
- 設定の自由度が高い
- 決済トレールで収益を最大化
- セミナーが豊富なFX会社
設定の自由度が高い
マネースクエアのリピート系FX「トラリピ」は、設定の自由度が高いことがメリットの一つです。
リピート注文を仕掛ける価格帯や、イフダン注文の間隔を自由に設定することができます。
他のFX会社のリピート系FXと比較して選択の幅が広いので、中級者や上級者におすすめです。
リピート系FXを初めて利用する方で設定が難しいようであれば、あらかじめ用意された設定を1クリックで稼働させることも可能です。
自由に設定ができると資金管理が難しくなることもありますが、マネースクエアでは「トラリピ運用試算表」というツールを提供しています。
「トラリピ運用試算表」にレンジ幅や取引数量などの情報を入力すると、必要証拠金やロスカットレートといった情報が自動的に算出されます。
他社のリピート系FXを利用する際にも「トラリピ運用試算表」を使って試算ができるので、マネースクエアでは口座開設をしておくのが良いでしょう。
決済トレールで収益を最大化
「トラリピ」では決済をトレール注文にすることもできるので、トレンド相場では大きく利益を狙うこともできます。
トレール注文とは、レートが上昇するとともにストップロス注文(逆指値)の値も自動追従して上昇していく注文方法です。
狙い通りに相場が動いた場合には利益を大きく伸ばすことができて、その後相場が反転しても損失を限定することができます。
リピート注文の決済トレールは「トラリピ」独自の機能です。
セミナーが豊富なFX会社
マネースクエアは顧客の投資教育に積極的なFX会社です。
リピート系FXに関するセミナーから、売買戦略に関するセミナーまで、会場・オンラインの両方で毎週ペースで開催しています。(現在は新型コロナ感染拡大のため、会場でのセミナーは行われていません。)
テクニカル分析やファンダメンタルズ分析に関するセミナーも充実しているので、中級者向けのセミナーをお探しの方にもおすすめです。
ツール名称 | 推奨レベル | 米ドル円 |
---|---|---|
トラリピ | 中級者〜 | 4.4銭 |
通貨ペア | 最低取引 | 手数料 |
17種類 | 1,000通貨 | 無料 |
※マネースクエアのスプレッドは2025年1月16日の確認時点での数値です。固定された数値ではなく常に変動します。
アイネット証券「ループイフダン」
- 設定が簡単なリピート系FX
- コロナ禍でも利益増
- スワップポイントが高い
- 手数料が安い
設定が簡単なリピート系FX
アイネット証券のリピート系FX「ループイフダン」は、当ページで紹介している8つのリピート系FXの中でも設定が簡単で使いやすいのが特徴です。
「何円で買って何円で売る」の値幅はあらかじめ決められたパターンが用意されているので、自動売買初心者の方でも簡単に始めることができます。
反対に、値幅はあらかじめ決められているため、細かい設定の変更には対応できないのがループイフダンのデメリットです。
FXの経験や知識が豊富な方で、相場に合わせて柔軟に設定変更したいのであればトライオートFXがおすすめです。
リピート系FXをはじめて利用する方で、値幅や必要資金の感覚が掴めない方であれば、まずはシンプルなループイフダンから試してみるのも良いでしょう。
コロナ禍でも利益増
アイネット証券ではループイフダンの実績を公開しており、ループイフダンを利用している顧客の資産は平均27%増加しています。
※2020年4月1日?2021年3月31日にループイフダンで運用中の顧客を対象とし、4月1日と3月31日の各口座の利益率の平均値。
また、2019年度の実績では、ループイフダンで自動売買を実践した人の約80%が資産を増やしています。
コロナウイルスにより多くの投資家が打撃を受けた2020年4月1日〜9月30日にかけても、ユーザーの平均利益率は+14%と安定ぶりを見せつけました。
スワップポイントが高い
リピート系FXでは、相場の動きによっては長期でポジションを保有することもあるため、スワップポイントも意識しておきたいところです。
アイネット証券は数あるFX会社の中でもスワップポイントが高いFX会社として人気があります。
南アフリカランドやトルコリラ、メキシコペソなどの高金利通貨も取引可能です。
手数料が安い
アイネット証券の「ループイフダン」では取引手数料は無料となっています。
取引手数料がかからない分スプレッドは広めの設定となっていますが、合計してもリピート注文にかかる取引コストが安いFX会社です。
とにかくコストを抑えてリピート系FXを利用したいという方は候補に入れたいFX会社の一つです。
ツール名称 | 推奨レベル | 米ドル円 |
---|---|---|
ループイフダン | 初心者〜 | 2.0銭 |
通貨ペア | 最低取引 | 手数料 |
20種類 | 1,000通貨 | 無料 |
インヴァスト証券「トライオートFX」
- 口座数59万以上の人気リピート系FX
- 初心者〜上級者まで幅広く対応
- 豊富な自動売買プログラム
口座数59万以上の人気リピート系FX
インヴァスト証券では、リピート系FXの自動売買サービス「トライオートFX」を提供しています。
インヴァスト証券は累計59万口座を超える人気FX会社の一つです。
FX初心者の利用者も多く、あらかじめ用意された「設定」を選ぶだけで簡単にリピート系FXを始めることができます。
各リピート注文設定は過去の実績が公開されていて、収益率などでランキング表示させて選ぶこともできます。
収益率160%超え※を記録した設定もあり、これまでに高い実績を残しているリピート系FXです。
※「コアレンジャー_スイスフラン/円」の2018年1月〜2020年6月30日におけるシミュレーション結果です。
初心者〜上級者まで幅広く対応
トライオートFXであらかじめ用意されているリピート注文設定は、カスタマイズすることも可能です。
また、リピート注文設定を一から自分で決めることもできるので、中級者や上級者の方は自分の考えを自動売買に反映させることも可能です。
自身で作成したリピート注文設定は過去のチャートでシミュレーションできるので、リピート注文の稼働前に収益率や損失をある程度確認できるのもおすすめのポイントです。
インヴァスト証券の「トライオートFX」は、リピート系FXの初心者から上級者までオールマイティに対応しているのが特徴です。
ツール名称 | 推奨レベル | 米ドル円 |
---|---|---|
トライオートFX | 初心者〜 | 3.3銭 |
通貨ペア | 最低取引 | 手数料 |
23種類 | 1,000通貨 | 無料 |
外為オンライン「iサイクル2取引」
- シンプルな設定のリピート系FX
- 売買方向を自動判定する「トレンド」
- セミナーが充実
シンプルな設定のリピート系FX
外為オンラインのリピート系FX「iサイクル2取引」は、設定項目が絞られているため使い方はシンプルです。
「通貨ペア」「買いor売り」「想定変動幅」「運用する資産」を入力すると、注文を繰り返す値幅等は自動的に算出されます。
想定変動幅は、今後何円〜何円の間を行き来するのか、為替レートを「幅」で予測します。
それらの設定が難しいようであれば、損益ランキングから選択するだけでもリピート注文を始めることができます。
売買方向を自動判定する「トレンド」
iサイクル2取引には「トレンド」という機能が搭載されています。
「トレンド」とは、システムが為替レートの上昇or下落の方向を自動判別してくれる機能です。
リピート注文の取引開始時に上昇トレンドであれば買い注文、下降トレンドであれば売り注文を自動的に選択してくれます。
リピート注文の稼働中にトレンドの方向が変わると、「買い」や「売り」の注文方向を自動で反転させます。
さらに、トレンド相場の局面では自動追従して注文を繰り返すことで、大きく利益を上げることも狙えます。
今後為替レートが上昇するのか下落するのか予測が難しいようであれば、自動判定してくれる外為オンラインのiサイクル2取引がおすすめです。
セミナーが充実
外為オンラインでは、東京・大阪・札幌・名古屋・福岡の五大都市を中心として、全国各地でセミナーを開催しています。
セミナーでは為替アナリストが講師を務め、iサイクル2取引の活用方法やチャート分析も学ぶことができます。
会員限定でZoomによるオンラインサポートも行っており、講師によるマンツーマン指導も受けることができます。
女性講師も在籍しているので、女性の方でも安心してセミナーを受けられるのも特徴です。
ツール名称 | 推奨レベル | 米ドル円 |
---|---|---|
iサイクル2取引 | 初心者〜 | 1.0銭 |
通貨ペア | 最低取引 | 手数料 |
26種類 | 1,000通貨 | 40円 |
※手数料は1,000通貨(南アランド円は1万通貨)あたりの往復分(新規・決済)です。
FXブロードネット「トラッキングトレード」
- 外為オンラインと同システム
- 利益の出た注文設定は8割超
- 業界最狭水準スプレッド
外為オンラインと同システム
FXブロードネットのリピート系FX「トラッキングトレード」は、外為オンラインによりライセンス供与を受けているため、基本的な部分は同じシステムのリピート系FXとなります。
相場水準が変わったとしても、自動で追従してリピート注文を繰り返してくれます。
利益の出た注文設定は8割超
トラッキングトレードの設定毎の利益実績によると、利益となった設定は8割超※。
最も重要とも言える実績において優秀な成績のリピート系FXです。
※2014年10月15日から2021年3月31日までに設定されたトラッキングトレードの設定毎の利益実績(利益になった設定数÷利益になった設定数と損失になった設定数の合計)
業界最狭水準スプレッド
FXブロードネットは全通貨ペアを通してスプレッドが狭いのも強みです。
外為オンラインと比較すると、FXブロードネットの方がスプレッドが狭い分、リピート注文にかかるコストも安くなります。
反対に、外為オンラインはセミナーなどのサポートに力を入れているFX会社なので、FX初心者の方におすすめです。
ツール名称 | 推奨レベル | 米ドル円 |
---|---|---|
トラッキングトレード | 初心者〜 | 0.2銭 |
通貨ペア | 最低取引 | 手数料 |
24種類 | 1,000通貨 | 40円 |
※手数料は1,000通貨(南アランド円は1万通貨)あたりの往復分(新規・決済)です。
ひまわり証券「ループ・イフダン」
- アイネット証券と同グループのFX会社
- 未来のチャート予測「さきどりテクニカル」
- 77.44%の自動売買が利益※
※「77.44%」の数値は、2018年1月15日から2024年9月30日までに設定(運用開始)された、すべてのループ・イフダンの設定毎の利益実績(利益になった設定数を利益になった設定数と損失になった設定数の合計で除した割合)です。利益実績は実現損益と評価損益を足した金額です。 設定毎の損益は、対象期間に確定した損益・スワップを含み、ループ・イフダン停止後に決済した確定損益は含みません。 これらの実績は当該期間における過去の実績値であり、将来の利益を保証するものではありません。お取引はお客様のご判断にて開始していただけますようお願いいたします。
アイネット証券と同グループのFX会社
ひまわり証券はアイネット証券と同じISグループ。
アイネット証券ではリピート系FXの「ループイフダン」を提供していますが、同じISグループのひまわり証券でも「ループ・イフダン」を提供しています。
「ループイフダン」と「ループ・イフダン」はほとんど同じリピート注文システムですが、アイネット証券の「ループイフダン」の方が細かい設定に対応できます。
また、アイネット証券では20種類の通貨ペアに対応していますが、ひまわり証券のループ・イフダンで取引できる通貨ペアは5種類となっています。
さらにアイネット証券はスワップポイントが高いことからも、基本的にはアイネット証券を選ぶのが正解とも言えそうです。
未来のチャート予測「さきどりテクニカル」
基本スペックではアイネット証券に劣るひまわり証券ですが、ひまわり証券独自のサービスもあります。
ひまわり証券では、現在のチャートの形を自動分析して、過去のチャートの形から似たものを抽出して表示してくれるチャート予測ツールを提供しています。
さらに、テクニカル指標を自動分析して、これから先の相場は買いか売りかをシンプルなアイコンで表示してくれます。
今後の為替相場が上昇するのか下落するのか、迷った際にはひまわり証券のチャート予測ツール「さきどりテクニカル」を参考にするのも良いでしょう。
リピート系FXでは、上昇するのか下落するのか、あるいはレンジ相場となり揉み合いとなるのか、今後の為替相場を予測できるかどうかが鍵となります。
為替予測の経験が全くない方であれば、アイネット証券ではなくひまわり証券を利用してみるのも良いでしょう。
ツール名称 | 推奨レベル | 米ドル円 |
---|---|---|
ループ・イフダン | 初心者〜 | 2.0銭 |
通貨ペア | 最低取引 | 手数料 |
5種類 | 1,000通貨 | 無料 |
※スプレッドは原則固定(例外あり)
みんなのシストレ「みんなのリピート注文」
- 選ぶだけのリピート注文
- 稼いでいるトレーダーをコピートレード
- 初心者も安心の電話サポート
選ぶだけのリピート注文
みんなのシストレは、プログラムを選ぶだけで簡単にシステムトレードを始められる自動売買サービスです。
みんなのシストレでは、リピート系注文のプログラム「みんなのリピート注文」も利用可能で、プロが設定したリピート注文を選ぶだけで稼働させることができます。
「みんなのリピート注文」は細かい設定には対応できませんが、選ぶだけのシンプルで扱いやすいリピート系FXとなっています。
稼いでいるトレーダーをコピートレード
みんなのシストレでは、高い収益を上げているFXトレーダーのコピートレードも可能です。
コピートレードは、FXの裁量取引で稼いでいるトレーダーから売買のサインを自動的に受け取り、自身のFX口座で同じように取引を行います。
稼いでいるトレーダーをSNSのようにフォローするだけでマネできるので、売買のタイミングが分からない初心者の方におすすめの自動売買です。
コピートレードは手数料無料で利用可能ですが、裁量取引よりもスプレッドが広く設定されている分がコストとなります。
過去には有名なプロトレーダーも登場しており、みんなのシストレは少額から自動売買ができるので、SNS感覚で試してみるのも良いでしょう。
リピート系FXだけではなくコピートレードも利用できる、他のFX会社にはない独自の自動売買サービスを提供しています。
初心者も安心の電話サポート
みんなのFXは顧客サポートにも力を入れていて、コールセンターは午前8時から18時まで対応しています。
仕事終わりにリピート系FXの設定を見直したい時でもコールセンターを利用できるのは安心です。
FX会社の中にはコールセンターを設けていないところもあるので、18時まで受付の電話対応はみんなのFXのメリットの一つと言えます。
ツール名称 | 推奨レベル | 米ドル円 |
---|---|---|
みんなのシストレ | 初心者〜 | 変動 |
通貨ペア | 最低取引 | 手数料 |
33種類 | 1,000通貨 | 無料 |
マネーパートナーズ「連続予約注文」
- 少額資金で始められる
- コストが最小限のリピート系FX
- 注文設定に手間がかかる
少額資金で始められる
多くのFX会社では最低取引単位は1,000通貨となっていますが、マネーパートナーズでは100通貨から取引が可能です。
比較的多くの資金を必要とするリピート系FXであっても、マネーパートナーズなら3万円程度で取引を始めることができます。
さらに、裁量取引なら1,000円もあればFX取引を始められるので、FXやリピート注文が初めての方であればマネーパートナーズで試してみるのも良いでしょう。
コストが最小限のリピート系FX
リピート系FXの特徴は、値幅や運用資産を入力するだけで、一度に多数の注文を簡単に発注できる点にもあります。
それゆえにスプレッドや手数料などのコストがかかるのが一般的ですが、マネーパートナーズではリピート注文を利用することによる手数料の加算は一切ありません。
リピート注文の取引手数料は無料。スプレッドも通常の裁量取引と同じなので、マネーパートナーズではコストを最小限に抑えてリピート注文を利用可能です。
注文設定に手間がかかる
マネーパートナーズではリピート系FXに手数料がかかりませんが、その替わりとして注文設定の入力項目はかなり多くなります。
リピートで繰り返す注文を一つづつ設定していくので、手間が非常にかかる上に最大で20回までのリピートとなります。
しかしその一方で、リピート注文を一つづつ手動で設定するために、かなり柔軟なカスタマイズが可能になります。
注文一つづつが手動設定となるため完全な自動売買とは言えませんが、自分の為替分析を反映させたい中上級者は利用してみるのも良いでしょう。
ツール名称 | 推奨レベル | 米ドル円 |
---|---|---|
連続予約注文 | 中級者〜 | 0.0銭 |
通貨ペア | 最低取引 | 手数料 |
28種類 | 100通貨 | 無料 |
※スプレッドは原則固定(例外あり)パートナーズFXnanoの条件です。注文数量1万通貨まで適用。
リピート系FXの選び方
リピート系FXを提供しているFX会社はいくつかありますが、それらの中から最適なFX会社を選択するためにはどのような点に着目すれば良いのでしょうか。
リピート系FXの選び方とおすすめのFX会社について解説していきます。
リピート系FXのコストを比較
リピート系FXではシステムを利用するため、FX会社によっては取引手数料がかかることもあります。
取引手数料が無料のFX会社であっても、その代わりとしてスプレッドが広く設定されているのが一般的です。
コストが安いリピート系FXを選ぶためには、取引手数料とスプレッドを合わせて比較する必要があります。
以下は、米ドル円1,000通貨単位のリピート注文にかかる取引手数料とスプレッドコスト、及び合計コストの比較一覧です。
FX会社 | スプレッド | 手数料 | TOTAL |
---|---|---|---|
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44円 | 無料 | 44円 |
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20円 | 無料 | 20円 |
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10円 | 40円 | 50円 |
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2円 | 40円 | 42円 |
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20円 | 無料 | 20円 |
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変動 | 無料 | - |
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33円 | 無料 | 33円 |
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0円 | 無料 | 0円 |
※みんなのFXはスプレッドが変動制のため算出不可。
※マネーパートナーズのスプレッドは原則固定(例外あり)パートナーズFXnanoの条件です。注文数量1万通貨まで適用。
※ひまわり証券のスプレッドは原則固定(例外あり)です。
※マネースクエアのスプレッドは2025年1月16日の確認時点での数値です。固定された数値ではなく常に変動します。
※インヴァスト証券のスプレッドは2025年1月16日の確認時点での数値です。固定された数値ではなく常に変動します。
リピート系FXの実質的なコストが最も安いのは、マネーパートナーズの「連続予約注文」です。
ただし、連続予約注文は他のFX会社と比較して、自動売買よりも手動の通常注文に近いシステムになります。
したがって、リピート注文の手数料が安いおすすめのFX会社であれば、マネーパートナーズに加えてアイネット証券も検討してみると良いでしょう。
また、外為オンラインでは頻繁に手数料の減額キャンペーンを行っているのでこちらも注目です。
会社名 | 米ドル円 | ユーロ円 | ポンド円 | 豪ドル円 |
---|---|---|---|---|
![]() |
2.0銭 | 3.5銭 | 5.0銭 | 4.0銭 |
![]() |
1.0銭 | 2.0銭 | 1.0銭 | 3.0銭 |
![]() |
0.2銭 | 0.5銭 | 1.0銭 | 0.6銭 |
![]() |
2.0銭 | 3.0銭 | 5.0銭 | 4.0銭 |
![]() |
0.0銭 | 0.0銭 | 0.0銭 | 0.0銭 |
※スプレッドが変動制のインヴァスト証券、みんなのFX、マネースクエアは一覧から除外しています。
※ひまわり証券のスプレッドは原則固定(例外あり)です。
※マネーパートナーズのスプレッドは原則固定(例外あり)パートナーズFXnanoの条件です。米ドル円、ユーロ円、豪ドル円は1回あたりの注文数量1万通貨まで、ポンド円は5千通貨まで適用。
自分の知識や経験値に合うFX会社を選ぶ
リピート系FXには、選ぶだけで簡単に稼働できるものもあれば、価格帯や注文本数など様々な条件を細かく指定できるものもあります。
FX初心者の方であれば、まずは選ぶだけで稼働できるリピート系FXや、入力項目が絞られているシンプルなシステムを利用するのが良いでしょう。
反対に、FX経験が豊富な上級者の方であれば、為替相場に合わせて柔軟にカスタマイズもできるリピート系FXがおすすめです。
上記の中でも、みんなのシストレはシンプルかつ分かりやすい管理画面で初心者の方におすすめです。
SNSの感覚で気に入ったリピートシステムをフォローして稼働させるだけで利用可能です。
アイネット証券とひまわり証券の2社が提供しているループイフダンもシンプルな仕組みのリピート系FXです。
5STEPの選択操作で簡単にリピート系FXをスタートできます。
マネースクエアの「トラリピ」は、各社リピート系FXの中でも様々な設定変更が可能です。
特許の取得数も他のFX会社と比較してかなり多いので、マネースクエアでしか利用できない機能もあります。
一方、インヴァスト証券の「トライオートFX」は、初心者から上級者まで使いやすいオールマイティーなリピート系FXです。
リピート注文を一から設定することも、あらかじめ用意された設定を選ぶだけで自動売買を始めることも可能です。
利用者の多いリピート系FXを選ぶ
FX会社の提供しているリピート系FXを選ぶ上では、多くのトレーダーが利用している人気のツールを選ぶというのも一つの方法です。
人気を比較する基準の一つとして、リピート系FXを提供しているFX会社や証券会社の口座数を比べてみるのも一つの方法です。
サービスの利用者が多いと言うことは、使いやすさだけではなく取引成績にも期待できます。
FX会社 | 口座数 | 詳細 |
---|---|---|
![]() |
9万口座以上 | 詳細解説へ |
![]() |
59万口座以上 | 詳細解説へ |
![]() |
62万口座以上 | 詳細解説へ |
![]() |
20万口座以上 | 詳細解説へ |
![]() |
43万口座以上 | 詳細解説へ |
![]() |
34万口座以上 | 詳細解説へ |
![]() |
― | 詳細解説へ |
![]() |
― | 詳細解説へ |
※公式HPの開示情報で掲載が見当たらなかった会社は「-」と記載しています。
※みんなのFXの口座数は、同じくトレイダーズ証券のFXサービスLIGHT FXとの合算値になります。
※口座数は調査時点における各社の開示情報を基にしています。最新の情報については各社公式HPよりご確認下さい。
リピート系FXのメリット
リピート系FXにはどのようなメリットがあるのでしょうか。以下に解説していきます。
- 24時間取引可能
- レンジ相場に強い
- 感情にとらわれない
- 高度な為替分析の知識は不要
24時間取引可能
出典:インヴァスト証券
リピート系FXは一度設定さえしてしまえば、あとは24時間システムが自動的に取引を繰り返してくれます。
仕事中や寝ている間にも、指定の条件を満たすと自動売買が行われます。
取引できる時間が限られる裁量取引と比較すると、取引チャンスは大幅に増えることになります。
レンジ相場に強い
為替相場の7割は同じ価格帯で上げ下げを繰り返すレンジ相場と言われています。
裁量取引ではレンジ相場でコンスタントに利益をあげるのは非常に難しいことですが、リピート系FXはレンジ相場でこそ高いパフォーマンスを発揮します。
為替相場の7割を占めるレンジ相場を制するには、リピート系FXは有効なツールと言えます。
感情にとらわれない
出典:インヴァスト証券
FXで失敗をする大きな要因とも言われているのは、「欲」や「焦り」といった人間の感情と言われています。
含み損があるけどいつかは持ち直してくれるかもと期待をしたり、利益が出ているけどもう少し上がるかもと欲を出してしまうことで、非合理的な取引となってしまいます。
FXで稼ぐためには、感情に左右されずに合理的に取引することが大切です。
リピート系FXはシステムが機械的に取引を繰り返してくれるので、欲や焦りのような感情で失敗をすることがありません。
また、取引のタイミングを常に考える必要がないので、心理的なストレスも軽減することができます。
高度な為替分析の知識は不要
出典:FXブロードネット
リピート系FXは、高値や安値をピンポイントで狙うのではなく、どのあたりの価格帯を往来するのかを予測できるかどうかがポイントです。
ピンポイントで狙う裁量取引と比べて、難解な為替分析が不要になるのでFX初心者でも始めやすいのがメリットの一つです。
また、FX会社によってはあらかじめ用意されている設定を選ぶだけでも、リピート系FXを始めることができます。
取引実績から「設定」をランキング表示させたり、過去の損益を確認することもできるので、リピート系FXや自動売買が初めての方でも簡単に始めることができます。
リピート系FXのデメリットと注意点
リピート系FXには、メリットだけではなく当然ながらデメリットもあります。
実際にリピート系FXを始める前には、デメリットや注意点についてもしっかりと理解しておきましょう。
- コストがかかる
- 初期費用が必要
- 売り買いの予測は必要
コストがかかる
リピート系FXはFX会社によっては取引手数料がかかることもあります。
取引手数料が無料のFX会社であったとしても、スプレッドが広く設定されているのが一般的です。
また、リピート系FXは注文を細かく何回も繰り返すことで、コツコツと収益を上げていく取引手法です。
一回の取引で大きな為替差益を上げるような取引スタイルと比べると、リピート系FXは取引回数が増えることになります。
取引を行った分だけ手数料やスプレッドコストがかかるのはリピート系FXのデメリットです。
初期費用が必要
リピート系FXは複数の注文を仕掛けるため、裁量取引と比べると注文本数が多くなりがちです。
注文本数が増えると同時に保有するポジションも増える可能性が高く、ある程度軍資金が必要になります。
通貨を買っている状態、または売っている状態を「ポジションを持つ」「ポジションを保有する」といいます。
売り買いの予測は必要
リピート系FXは裁量取引に比べて深い知識を必要としませんが、為替予測は完全に不要というわけではありません。
今後は上昇するのか下落するのか、あるいはレンジ相場となり揉み合いになるのか、大まかな為替相場の予測は必要になります。
予想とは反対方向に大きく相場が動くと、損失を抱えるリスクもあります。
リピート系FXは一度設定をしてしまえばある程度は手放しで運用ができますが、ずっと放ったらかしで稼げるというものではありません。
為替相場の変化に合わせて定期的にリピート注文の設定を見直す必要があります。
リピート系FXで稼ぐコツ
リピート系FXで安定的に稼ぐためには、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか?
リピート系FXの運用のコツについて以下に解説します。
リピート系FXに適した通貨ペアを選ぶ
リピート系FXが高い効果を発揮するのは、同じ価格帯で細かく上げ下げを繰り返すレンジ相場です。
したがって、リピート系FXで稼ぐためには、レンジ相場を形成しやすい通貨ペアを選ぶというのも一つの方法です。
地理的・経済的に関係性が深い組み合わせの通貨ペアは、安定した値動きからレンジ相場になりやすい傾向にあります。
このような特徴を持つ通貨ペアには、豪ドル/NZドルが代表としてあげられます。
レンジ相場になりやすく値動きの少ない通貨ペアは稼げないとも思われがちですが、リピート注文の新規注文と決済注文の値幅を狭くする、取引数量を増やすなどで柔軟に対応することができます。
実際に、トライオートFXが提供しているリピート系FXの一つである「コアレンジャー_豪ドル/NZドル」は過去に高い利回りを実現しています。
リピート系FXで大事なのは資金管理
リピート系FXの特徴は、多数の注文を細かく張り巡らせることで、長期間でコツコツと収益を上げることです。
マネースクエアのトラリピ
資金が少ないと注文数に耐えられずにすぐにロスカットされてしまいます。
リピート系FXを使って安定的に収益を上げるためには、ある程度の含み損にも耐えられるだけの資金が必要になります。
リピート系FXの設定を行う際には、最大ポジション保有数などを確認しながら、十分な資金を預け入れておくことが大切です。
リスク管理を徹底する
リピート系FXはコツコツと小さな利益を積み上げていく自動売買です。
裁量取引では利益を上げることが難しい上下に波打つようなレンジ相場は、リピート系FXが得意とする相場です。
反対に、上昇・下落のどちらかに急変動するような相場は、大きく利益を上げる可能性もあるものの、大きなリスクを背負うことにもなります。
為替を大きく動かすようなイベントがある際には、リスク管理としてリピート注文を一旦停止させておくというのも一つの方法です。
リピート系FXに関するQ&A
リピート系FXでは、資金はある程度多い方が幅広い投資が可能になり、リスクも抑えて取引することができます。10万円もあれば取引を始めることはできますが、できれば30万円程度は初期費用として用意しておくことをおすすめします。
リピート系FXでは、為替相場に合わせて定期的に設定の見直しが必要です。毎日チャートを見る必要はありませんが、最低でも1ヶ月に1回程度はリピート注文設定のメンテナンスを行いましょう。
リピート系FXを提供しているFX会社はいくつかありますが、利用者が多くシミュレーションでも高い実績をあげているトライオートFXはおすすめです。