少額スキャルピングの必要資金を解説!
本記事はFXサプリ編集部が独自に制作しています。各FX業者や証券会社は、コンテンツ制作やおすすめ業者の選定に一切関与していません。【PR】本記事は広告を含みます。
少額資金でスタートできることからも人気の高いスキャルピングですが、具体的に資金はいくら用意する必要があるのでしょう?気になりますよね。
こちらの記事では、少額スキャルピングに必要な資金について解説していきます。
また、記事の後半では少額でFXを始められるFX業者についても紹介していきます。
この記事を読むことで、少額スキャルピングに必要な資金から、スキャルピングを始めるまでの準備が理解できるようになります。
スキャルピングの必要資金は取引通貨単位で決まる
FXでは、口座開設をするFX会社によって、最低取引単位というものが決まっています。
最低取引単位が1万通貨のFX会社よりも、1,000通貨のFX会社の方が少額でスキャルピングを始めることができます。
会社名 |
最低取引単位 | 最低必要資金 | 詳細 |
---|---|---|---|
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1通貨 | 6円 | 詳細を見る |
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100通貨 | 600円 | 詳細を見る |
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1,000通貨 | 6,000円 | 詳細を見る |
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1,000通貨 | 6,000円 | 詳細を見る |
※最低必要資金は1ドル=150円の場合です。
少額でスキャルピングをするには、最低取引単位が低いFX業者を選択する必要があります。
1,000通貨から取引ができるということは、1,000ドルや1,000ユーロから売買ができるということです。
少額スキャルピングなら1,000通貨取引がおすすめ
スキャルピングは新規注文から決済までが短時間なので、3pips〜10pipsほどの為替差益を狙うのが一般的です。
米ドル円の1,000通貨取引で、レートが150円から150.10円へ10pips上昇した場合、利益は100円となります。
相場が思惑とは反対方向に動いた場合でも、損失は同程度となります。
つまり、1,000通貨でのスキャルピングであれば、おおよそ30円〜100円の損益で取引をすることになります。
少額でスキャルピングを始めるにはちょうどいい金額と言えるでしょう。
これよりも資金を減らすと金銭感覚が薄れてしまい、むやみに取引をしてしまいます。
また、少額過ぎる取引では含み損を抱えた際の精神的負担が少ないため、 いざ取引金額を増やした際に思うように取引ができないことがあります。
FXでは、実際に資金が増減する体験をする中で、経験値を高めていくことが大切です。
資金に余裕がある方や、少額スキャルピングに慣れてきた方は、もう少し取引量を増やしてみても良いでしょう。
米ドル円1,000通貨取引の最低必要資金は数千円
米ドル円1,000通貨を取引するということは、1,000ドルを取引するということです。
1ドル=150円の場合、1,000ドルは15万円となりますが、FXではレバレッジをかけることで15万円よりもかなり少ない資金で取引することができます。
FXでは最大で25倍のレバレッジがかけられるので、為替レートが1ドル=150円の時であれば、1,000ドルを取引するのに必要な資金は6,000円です。
取引数量別の必要資金や、為替レートが変動した時の損益は以下のようになります。
取引数量 | 必要資金 | 1ドル=100.1円 | 1ドル=99.9円 |
---|---|---|---|
1通貨 | 6円 | 0.1円の利益 | 0.1円の損失 |
100通貨 | 600円 | 10円の利益 | 10円の損失 |
1000通貨 | 6,000円 | 100円の利益 | 100円の損失 |
1万通貨 | 60,000円 | 1,000円の利益 | 1,000円の損失 |

FXサプリ編集部
レバレッジについては以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
資金は3万円準備しよう!
米ドル円1,000通貨取引の必要資金は数千円です。
ところが、実際にスキャルピングをやっていると、複数ポジションを保有する場面も出てきます。
また、資金(証拠金)が少なすぎるとロスカットされやすいので、最低必要資金よりもある程度多めに入金しておくことが大切です。
どの程度資金を準備するか迷っている方は、3万円を目安に資金を用意してスキャルピングを始めてみましょう。
少額スキャルピングのFX会社を選ぶ基準
少額でスキャルピングをするなら、どのようなFX会社を選ぶのが最適なのでしょうか。選ぶべきFX会社の基準は以下の5つです。
- 1,000通貨以下で取引ができる
- スキャルピングを禁止していない
- スプレッドが狭い
- 約定スピードが早い
- ツールが使いやすい
1,000通貨以下で取引ができる
前述の通り、少額スキャルピングであれば1,000通貨で始めてみるのがおすすめです。
少額取引は需要が多いので、ほとんどのFX会社では1,000通貨から取引ができます。
スキャルピングを禁止していない
FX会社によっては、システムやサーバーに負担がかかることを理由にスキャルピングを禁止しています。
そのようなFX会社でスキャルピングをすると、規約違反となり取引制限や強制解約となる可能性があります。
特に秒単位のスキャルピングをする方は、スキャルピングを禁止していないFX会社を選ぶようにしましょう。
スプレッドが狭い
スキャルピングは少額の利益を狙って何度も取引を繰り返すので、スプレッドによるコストがかさみます。
手数料負けしないためにも、スプレッドが狭いFX会社を選択するようにしましょう。
約定スピードが早い
FXでは、トレーダーが出した注文が、FX会社のサーバーに到達してはじめて取引成立(約定)となります。
サーバーに注文が到達するまでに僅かなタイムラグがあるため、注文処理速度が遅いと約定するまでにレートが動いてしまうことがあります。
僅かな為替差益を狙うスキャルピングでは、狙い通りのレートで取引ができるように、約定スピードが早いFX会社を選ぶ必要があります。
ツールが使いやすい
僅かな為替差益を狙うスキャルピングでは、ここぞというタイミングで素早く注文が出せる注文ツールが必須です。
また、スキャルピングは主にテクニカル分析に基づいて取引を行うので、テクニカル指標や描画ツールなどチャートの機能性も求められます。
少額スキャルピングにおすすめFX会社
上記の選択基準を踏まえて、少額スキャルピングにおすすめのFX会社を4つご紹介します。
注文ツールやチャートの使い勝手には好みもあるので、色々試しながら自分に合った取引環境を整えましょう。
ヒロセ通商
数少ないスキャルピングを公認しているFX会社です。新規注文から決済までが30秒を切るような秒速スキャルピングをするなら、スキャルピング公認のヒロセ通商を選ぶのが良いでしょう。
約定スピードは最速0.001秒(※平均0.003〜0.005秒)と、少額スキャルピングに最適なスペックです。
米ドル円 | ユーロ円 | ポンド円 | 豪ドル円 |
---|---|---|---|
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 |
ユーロドル | 南アランド円 | メキシコペソ円 | スワップ |
0.3pips | 0.4銭 | 0.2銭 | ◎ |
取引単位 | 通貨ペア | 初心者 | 電話 |
1,000通貨 | 54種類 | ○ | 24時間 |
口座開設 | 取引手数料 | デモ取引 | キャンペーン |
無料 | 無料 | 可 | 口座開設で最大5万円 |
※スプレッドは原則固定(例外あり)
GMOクリック証券
数あるFX会社の中でも高い人気を誇るGMOクリック証券。多くのプロトレーダーも利用しています。
高機能チャートは38種類のテクニカル指標と25種類の描画ツールが利用可能で、様々なテクニカル分析に対応できます。
米ドル円 | ユーロ円 | ポンド円 | 豪ドル円 |
---|---|---|---|
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 |
ユーロドル | 南アランド円 | メキシコペソ円 | スワップ |
0.3pips | 0.9銭 | 0.2銭 | ◎ |
取引単位 | 通貨ペア | 初心者 | 電話 |
1,000通貨 | 24種類 | ◎ | 月曜8:00〜金曜17:00 |
口座開設 | 取引手数料 | デモ取引 | 特典 |
無料 | 無料 | 可 | 新規FX口座開設+取引で最大100万円キャッシュバック |
※スプレッドは原則固定(例外あり)
LIGHT FX
直感的に操作できる取引ツールを提供しており、シンプルで分かりやすいことから初心者に人気のFX会社です。約定力を強みとしているので、はじめてのスキャルピングにおすすめです。
また、LIGHT FXで口座開設をすると、アメリカの企業が開発した人気チャートツールTrading Viewを利用することができます。
米ドル円 | ユーロ円 | ポンド円 | 豪ドル円 |
---|---|---|---|
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 |
ユーロドル | 南アランド円 | メキシコペソ円 | スワップ |
0.3pips | 0.9銭 | 0.3銭 | ◎ |
取引単位 | 通貨ペア | 初心者 | 電話 |
1,000通貨 | 46種類 | ◎ | 8:00〜18:00 |
口座開設 | 取引手数料 | デモ取引 | キャンペーン |
無料 | 無料 | 不可 | 口座開設で最大100万円 |
※スプレッドは原則固定(例外あり)
JFX
JFXはヒロセ通商の子会社なので、取引条件やツールの仕様はほとんど同じです。
ヒロセ通商との大きな違いは、世界的に人気の高いチャートツールのMT4(リンク)を利用できる点です。ハイスペックなチャートツールで高度なテクニカル分析を行う方におすすめです。
米ドル円 | ユーロ円 | ポンド円 | 豪ドル円 |
---|---|---|---|
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 |
ユーロドル | 南アランド円 | メキシコペソ円 | スワップ |
0.3pips | 0.5銭 | 0.2銭 | ○ |
取引単位 | 通貨ペア | 初心者 | 電話 |
1,000通貨 | 41種類 | ○ | 8:00〜20:00 |
口座開設 | 取引手数料 | デモ取引 | キャンペーン |
無料 | 無料 | 可 | 口座開設で最大10万円 |
※スプレッドは原則固定(例外あり)
少額スキャルピングをするメリット
少額でスキャルピングをはじめることには以下のようなメリットがあります。
- 経験値を積める
- 大損リスクが少ない
- 精神的負担が限られる
- 資金が拘束されない
- マイナススワップと無縁
経験値を積める
スキャルピングは1日に何回も取引を繰り返すことで、少額の利益を積み重ねていく手法です。
他のトレードスタイルに比べて取引回数が圧倒的に多いので、短期間のうちに多くの取引経験を積むことができます。
トレードスキルを高めるためには、様々な相場を経験して、取引後に振り返ることが大切です。
大損リスクが少ない
スキャルピングはポジションを保有している時間が極端に短いため、為替変動幅が小さく、損失を最小限に抑えることができます。
予期せぬ大暴落に遭遇する確率も、他のトレードスタイルに比べて低くなります。
精神的負担が限られる
スキャルピングは取引している時間だけポジションを保有するので、取引を終えると相場を気にする必要がありません。
日をまたぐトレードをしていると、夜中にも相場が気になってぐっすり眠れないこともあります。仕事をしている時間や友達と遊んでいる時間でも、相場が常に頭から離れない人もいます。
寝ている時間や、市場が休みのときに為替相場に大きく影響する出来事が起こると、大損をする可能性もあります。
その点スキャルピングは取引を終えるとポジションを全て決済してしまうので、精神的負担が限定されます。
ポジションを持つのは取引時間だけなので、リスクの高い経済指標を避けることもできます。
資金が拘束されない
中長期のトレードスタイルは、ポジションを保有している間は資金を拘束されることになります。
一方、スキャルピングは取引を終える頃には全てのポジションを決済してしまうので、取引後は自由に資金を引き出すことができます。
そのため、他のアセット(資産)に資金を充てるなど柔軟に対応することができます。
マイナススワップと無縁
スキャルピングは日をまたいでポジションを持たないので、マイナススワップに頭を抱えることがありません。
もう少し様子を見たいという局面で、マイナススワップのプレッシャーに負けて決済してしまうようなこともありません。
少額スキャルピングのデメリット
少額でスキャルピングを始める前には、デメリットについてもしっかりと理解しておきましょう。
- 利益が少ない
- スプレッドコストがかかる
- 軽い気持ちでエントリーしてしまう
- 通信環境に左右されることがある
- スワップポイントがもらえない
利益が少ない
少額スキャルピングには損失が少ないというメリットがありますが、裏を返せば1回の取引で得られる利益が少ないということにもなります。
とは言え、狭い利幅でも取引量を増やせば利益も増えます。経験を積んで安定的に勝てるようになってきたら、少しづつ取引量を増やしていくことも検討してみましょう。
スプレッドコストがかかる
売値と買値の差によって生じるスプレッドコストは、取引回数が多ければ多いほどかかります。
1日に1回取引する人に比べて、1日に100回取引する人は100倍のスプレッドコストを払うことになります。
軽い気持ちでエントリーしてしまう
少額スキャルピングでは細かい取引を何度も繰り返すうちに、ついつい軽い気持ちで注文を出してしまうことがあります。
利益や損失があまりにも少ないと、資金が増減する感覚が薄れて安易に取引をしてしまいがちです。
1回の取引を疎かにしないためにも、取引量は少なすぎない方が良いでしょう。
トレードスキルを向上させるためには、1回1回の取引に根拠をもって臨むことが大切です。
通信環境に左右されることがある
ネットの通信速度が遅いと注文から約定までに時間がかかってしまい、狙い通りのスキャルピングができなくなります。
マンションタイプの光回線は、ネットを利用する人が多い時間帯には不安定になることもあります。
ネット環境によっては、スマホから注文をしてキャリア回線を使うというのも一つの対策法です。
スワップポイントがもらえない
スキャルピングはポジションを翌日に持ち越さない取引スタイルなので、スワップによる収益は望めません。
金利差が大きくスワップポイントの高い通貨ペアを取引している人は、少し損をしたような気分になるかもしれません。
少額スキャルピングで抑えておきたいコツ
最後に、少額スキャルピングのコツについてまとめました。スキャルピングにはじめて挑戦する方は参考にしてみましょう。
- メジャー通貨ペアで取引する
- 値動きの大きい時間に取引する
- スプレッドよりも約定力を重視
- 損切りを徹底する
メジャー通貨ペアで取引する
スキャルピングはメジャー通貨ペアで取引するのが鉄則です。
スキャルピングは僅かな為替差で利益を狙いますが、スプレッドの広いマイナー通貨ペアでは利益が相殺されてしまいます。
その点、メジャー通貨ペアにはスプレッドが狭いものが多いので、利益を十分に残すことができます。
また、スキャルピングには主にテクニカル分析が用いられますが、テクニカル分析はそのテクニカル指標を見ているトレーダーが多い方が効きやすいという特性があります。
テクニカル分析から値上がりすると判断して多くのトレーダーが買うことで、値上がりの圧力が強くなります。
取引する通貨ペアで迷っている方は、米ドル円やユーロドルから始めてみると良いでしょう。
値動きの大きい時間に取引する
スキャルピングは為替レートが動かないことにはなかなか利益を上げることができません。
値動きがある程度大きく、小さなトレンドが発生する時間帯に取引することが、スキャルピングで利益を上げるポイントとなります。
具体的な時間としては、ロンドン市場の午後5時頃から、ニューヨーク市場の午前0時頃にかけてがおすすめです。
スプレッドよりも約定力を重視
スキャルピングトレーダーがFX会社を選ぶ際には、僅かなスプレッド差を比べるよりも、約定スピードの速いFX会社を選ぶことが大切です。
米ドル円スプレッド0.2銭と0.1銭のコスト差は、1,000通貨取引であれば1取引あたり1円です。
どんなにスプレッドが狭くても、約定力が弱くスリッページが頻繁に起こるようでは、スプレッドが広いのと同じことです。
提示されたスプレッドで計画通りに取引を進めるためにも、約定力の強いFX会社を選択する必要があります。
損切りを徹底する
スキャルピングで勝てないパターンとして、コツコツと小さな利益を積み上げて、1回の大損で一気にマイナスになってしまうパターンがあります。
この典型的な負けパターンにはまらないためにも、損切りは必ず入れておくようにしましょう。
損切りはスキャルピングに限らず、全てのトレードスタイルにおいて重要です。